本日、白岡市内の公立中学校を訪問。来月、保護者対象の入試講演会を依頼されているので、その事前打ち合わせ。

 講演会の打ち合わせは、通常はメールか電話で済ませるのだが、私の場合、公立中学校にはなかなか行く機会がない。塾の先生方や高校の募集担当の先生方は日常的に保護者の皆さんに接しているが、私にとっては滅多にないことだ。そこで、事前打ち合わせという名目で役員の皆さんに集まっていただいた。
 お仕事を休まれた方もいるかもしれない。だとしたら大変申し訳ないことだが、私にとっては貴重な勉強の機会となった。

 校長先生にも同席してもらった。
 話には聞いていたが、公立で義務教育ということになると、何と制約が多いことか。やったほうがいい、やるべきだ。そう分かっていても公立の義務教育であるがゆえにできないことが多いのが現実だ。
 塾の先生方にだって、やりたくても出来ないことがいくらだってあるでしょう。それと同じで公立中学校の先生方にも、そうしたいのは山々だがということがたくさんあるんですよ。
 どっちがいいとか悪いとか、そんなことを言い合っている時代ではないね。協調・協力の体制を作ったほうが、子供たちのためになる。

 説教マシーンの私は、集まった役員のお母さん方に言った。
 「子供の前で、先生や学校の文句を言うな、世の中に文句を言うな」
 子供が何でも人のせい、世の中のせいにする人間に育ったらどうする。批判は結構だが、自分にも目を向ける人間に育てておいたほうがいいと思うよ。

 「先生はエライということにしておけ」
 親の言うことなんてそのうち聞かなくなる。そういうときのために、先生は親より下とか親と同格というのではなく、先生は親よりエライ人にしておいたほうがいい。そうすれば親の言うことは聞かなくても先生の言うことは聞いて、間違った方向に進まなくなる。
 まあ、先生の中にもろくでもないやつがいるのは確かだが、マスコミによる印象操作の部分も多い。

 今週末は、別の中学校での講演会が予定されている。さて、どんな話にするか。
  
 ※別件ですが。
 Twitterで昨日の春日部共栄文化祭の動画を流したところ、私のTwitterとしては奇跡的に反響があり、本人ビックリ。
 春日部共栄文化祭フィナーレ