埼玉新聞社から「埼玉新聞模試」の紹介動画を作りたいと相談を受けたので、いつも紙の新聞に記事を書かせてもらっている手前、ホイ来たと即答して作ってみたのが下の動画だ。
 
 埼玉新聞模試紹介動画 視聴時間約10分。

 話すべき内容と順番を箇条書きにしてビデオカメラの後ろに貼っておき、あとは10分間一気に喋る。とちったらそこから撮り直しすればいいが、ささいなミスはスルーして基本一発撮りノー編集を目指す。

 結果は? まあまあかな(と、自画自賛)。編集作業は所々にテロップを入れる作業だけ。まあ、それでもパソコン君(MAC)の処理時間を含めると、それなりに時間はかかってしまうわけで、連日配信をするユーチューバーの皆さんの苦労が分かる。

 これからのユーチューブの世界は、プロのスタッフを使って企画から撮影・編集までしっかり作り込んだ動画を配信するか、逆に撮影や編集にかける時間をできるだけ排除して生放送(ライブ)またはそれに近い形で量産するかの、どちらかになるだろう。
 中途半端はいけない。

 ところが、である。
 私たちは何をやるにしても、しばしばこの中途半端というやつを選択してしまうのである。
 手間暇かけた高級品か、コストを抑えた量産品か。
 いや待てよ。その中間に大きなニーズがあるんじゃないか。そうだな、確かにありそうだ。だが、ここは高級品と量産品の挟撃を受け、二正面作戦を強いられるきわめて困難な戦場なのだ。
 なぜ、そのことに気づかない。

 もちろんこれは自分に対して言っているわけで、最初からそのことが分かって賢い戦いをしている人は大勢いる。

 70年近く生きて、ようやく気づいたこの真実。皆さんは是非こんなバカな真似をしないようご注意いただきたい。なお、このブログは最初から粗製乱造路線を選択し、それに徹したおかげで5年半以上毎日配信を続けられている。