なるほど、そういうことだったのか。いやね、今朝チェックしたらブログ閲覧数がいつになく多かったんだ。入試がらみの分析記事でグンと伸びるのは過去の経験で分かっているが、昨日今日は入試や教育とは無縁な話を書いている。不思議なことがあるもんだ。

 と、思いつつもさほど深くは考えず、そのままにしていたら、埼玉新聞社から電話が入り、ヤフーに転載された埼玉新聞記事を読んだかと問われた。
 読んだ。
 「で、どうでした?」と聞かれたから、「まあ、いいんじゃないの」と答えたら、「コメント読まなかったんですか?」とさらに聞かれた。
 そんなもんいちいち読まないよ。このブログに入ったコメントは読んでいるし、場合によっては返信しているが、新聞記事に付いたコメントはあまり読まんな。

 聞くところによると、私個人に対する誹謗中傷めいたコメントがいくつか入ったらしい。それで納得がいった。コメントを見て私の名前を検索した人がこのブログにやって来たのだ。まあ、そういう時代と言うしかない。

 コメントは埼玉新聞の方で削除してしまったということで、私自身は何を書かれたのやら全く分からないし、聞く気もないが、書いた本人が一時のストレス解消になったのであればそれでいいんじゃないかな。
 顔出し名前出しで、書いたり喋ったりしていれば、いろいろ言われますよ。それが嫌なら、ペンネーム使ったり、匿名でやればいいし、さもなければ発言自体しなければいい。

 ブログ読者の皆さんも、誰かに命令されて嫌々読んでいるわけではなく、ちょっとは役に立つとか、結構共感できることがあると思うから読んでくれているわけでしょう。
 つまらないと思った人は自然に離れて行く。あいつは嫌いだとか信じられないという人は元々読まない。それでいい。

 おそらく私より若いであろう読者の皆さんに老婆心(老爺心)ながら言っておくと、気に入らない人や嫌いな人とは付き合わないか、もしくは無関心でいるのが一番いい。
 もちろん、仕事上それが難しいという場合もあって、いまだ現役の私にもそういう場面は数多くあるわけだが、極力無関係、無関心に努める。無理に修復したり、良くしたりしようとするのは時間の無駄だ。
 そんなことしなくたって、私たちの周りには、未だ見ぬ素晴らしい人、尊敬できる人、心休まる人、頼りになる人が大勢いるはずですよ。そういう人たちを見つけて、仲良くなったほうが人生どれほど楽しいことか。