今日は複数の西部地区私立が塾説を行っていたが、それらを全てパスさせてもらって川口市立高校に行ってきた。(午前だけでなく午後にも設定してくれた大妻嵐山の校長先生にはお詫びを入れておいた)
今日の訪問目的。
アリーナ等建設工事の進捗状況は?
令和3年度開校の中学校の準備状況は?
体育館・トレーニング場・格技場は、まだ基礎工事の段階で、完成までにあと1年はかかるようだ。
併設中学校は、まだ表立った動きはないが、着々と準備が進んでいるようだ。
今年開校した大宮国際中等教育学校と同様、市内生限定となる模様で、川口市以外の方には直接は関係しないが、公立一貫校が出来ることによる市場活性化の影響は、私立にとっても長期的に見ればプラスに作用するだろう。
いろいろ話は聞いてきたが、それはまた別の機会にお伝えするとして、今日は教員人事異動の話をしておこう。
4月当初の異動で川口市立高校には、川口市内6つの中学校から6人の先生が異動になった。たぶん、川口市が総力をあげて取り組んでいる(はずの)プロジェクトだから、選りすぐりのメンバーだろうね。
昨年も中学校から3人の教諭が異動しているし、3校合併前にも数人が市立川口や川口総合に異動してきている。
なんだ、開校2年前だけど、もう教員スタッフは揃ってるじゃない。
もちろん大宮国際中等教育学校の場合も、同じような動きをしてきたわけだが、私の見たところ、川口市立の方がより徹底している。県内私立の中学校開校の様子をいろいろ見てきたが、どこの学校もここまでは出来ていなかったと思う。
校舎・設備は申し分ない。教えるのは中学校での経験が豊富な先生たち。あとは、カリキュラムなど教育内容をどう作り上げて行くかだが、実はここにも知恵者がいるんだな。県公立関係者なら名前を言えばみんな知っていると思うよ。
今後の課題。
一貫の後半3年分を担当する教員スタッフをどう集めるかだろうね。進学校での経験豊富なスタッフを集めたい。
それと、募集広報に通じたスタッフ。公立はどうしてもこの部分が弱くなる。
高校も含めて、川口市立旋風はまだまだ続きそうだ。
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