本日休業。正月以来なかなか日曜も休めなかったが、今日はめずらしく仕事なし。一日遊んでしまった。どんな遊びかは本文の最後で。
悪い報告を早めにしてくれたのはGJ(グッドジョブ)。
元公立高校の先生にある依頼をした。只今進行中の企画への協力者を募って欲しいというお願いだ。
期限は10日間。こちらがお願いしている立場なのでかなり余裕を持たせた。
依頼してから3日目。「良い感触を得られない。期待に応えられそうもない」との連絡。
有難い。
えっ、不調に終わりそうなのに?
そう。直ちに行動し、結果が悪くても早めに連絡をしてくれれば、こちらはすぐに次の手が打てる。だから有難い。グッドジョブ。
通常、時間が経てば経つほど、次の手が限定されてくる。そういうことが分かっての早めの連絡。この先生は仕事の基本がよく分かっていらっしゃる。
私もサラリーマンの経験があるが、悪い報告はしにくいものだ。最後まで望みを捨てないのも大事な心がけだが、どうも上手くないなと思ったら、その時点で上司に報告なり相談なりすべきなのだが、これがなかなか出来ない。
組織の危機管理の上からも、悪い報告ほど早くというのを約束事にし、徹底すべきだと改めて感じた次第だ。
今回、協力依頼した内容は、企画者の私から見たら上手く運ぶ見通しは良くて五分五分、むしろ不調に終わる可能性の方が高いものだった。
しかし、過去に例のない企画というのは、だいたいそんなものだ。10人中8人、9人が「無理だ」、「難しい」と言う。
みんなが、「出来る」、「行ける」と言うような企画は、すでに誰かがやってしまっているわけで、残っているのは無理で、難しいものだけなのだ。
協力依頼した人たちは、いくつかの理由を挙げ「無理だ」、「難しい」と言ったそうだ。
しかし、そのいくつかの理由というのは、すべて私の頭の中にあるもので、あえて指摘してもらう必要がないものだった。
本ブログ読者の皆さんは、組織の中で「長」と名の付く立場にいる方が多いので、何度も経験されていると思うが、何か新しい提案をした場合の反対の理由なんてほぼほぼ想定できるわけだ。
だから、聞きたいのは、基本反対であるにしても、ただしこういう条件付きならやってもいいとか、ここを修正すれば出来るかもしれないといった前向きな意見だ。
今回は、そういう人に巡り合えなかっただけなので、引き続きいろんな人に声をかけてみようと思っている。
私が尊敬する大先輩はこう言われた。
「分からない人を説得するのがビジネスではない。ビジネスとは分かる人を見つけることだ」。
今日のお遊び。
飛行機の離発着を眺めているだけなんだけどね。
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