9月二度目の三連休だが、前半に続き天気があまりよろしくない。
 お休みモードの方が多いと思われるので軽い話題だ。

◆ダイバーシティを体感する音楽イベント
 昨夜はNHKホールで行われた「True Colors SPECIAL LIVE」というイベントに行ってきた。
 芸術の秋なので。
 というのは嘘で、以前からライブなどよく見に行っている「わたなべ ちひろ」が出演するから。
 「ダイバーシティ(多様性)を体感する一夜かぎりのスペシャルな音楽ライブ」が謳い文句で、全盲の「わたなべ ちひろ」ほか、障害を持ちながらアーティストやダンサーとして活躍している人たちが多く出演していた。
 司会がウエンツ瑛士とLiLiCo。
 他に、平原綾香やリトグリ(Little Glee Monster)。
 と、このあたりになると、いくらジジイでも見れば分かるのだ。

 中1ぐらいからライブ活動を始めた「わたなべ ちひろ」も、今や高3。
 「イマジン」を歌ったが、すっかり大人の声になっていたね。
 平原綾香の「ジュピター」を生で聴けたのも良かった。

 言い忘れたが、今回のライブは入場無料だ。
 ただし、抽選あり。
 私は結構この手の抽選には強いので予想通り当選。
 こういうところで運を使い果たしてしまうタイプなのだ。

◆春日部共栄高校吹奏楽部オータムコンサート
 芸術の秋、第二弾。
 今日は、春日部共栄高校吹奏楽部のオータムコンサートに行って来た。
 同校吹奏楽部は、埼玉栄、伊奈学園と並ぶ埼玉のビッグスリーで、今秋も全日本吹奏楽コンクールに西関東代表として出場する。
 10年連続17回目。

 知らない曲ばかりだった。
 高校生のコンサートだと、合間にポップスやジャズ系の曲も入ったりすると思うが、そういうのが一切ないためだ(最後のアンコールは別)。
 が、最後に「エルザの大聖堂への行列」が演奏され、ようやく耳慣れた曲を聴くことができた。
 この曲は、ご存知、R.ワーグナーの歌劇「ローエングリン」から。

 「ローエングリン」というと、「婚礼の合唱(結婚行進曲)」が有名だ。
 誰でも一回は聞いたことがある。
 (メンデルスゾーンじゃないほうの結婚行進曲)
 この「エルザの大聖堂への行列」は吹奏楽用に編曲され、中高生もかなり演奏しているようだ。

 素人なので専門的なことはまったく分からないが、時間はあっという間に過ぎたという感じだ。
 演奏もさることながら、司会を務めた放送委員会の女子生徒も堂に入ったもので、こちらにも聞きほれてしまった。

 という次第で2日連続で芸術の秋を堪能。
 アウトドア派としては珍しいことだ。