先週(5月18日)行った杉戸高校における講演の記事が23日、埼玉新聞および同社が運営する「埼玉新聞社 高校受験ナビ」に掲載された。
 新聞記事というのは事件・事故、内政・外交、スポーツであれば翌日に載るものだが、この手の速報性にこだわらない記事は、紙面構成を考えながら取材から数日のうちに出るのだ。
 と言って、あまり間をおくと、さすがに鮮度が落ちるので、1週間以内というあたりが妥当なところだ。

 こちらは高校受験ナビに掲載された記事だ。
 一応動画も付いているので、雰囲気だけは何となく伝わるかもしれない。

 生徒募集の課題学ぶ―杉戸高校

 内容の多くは、いつもこのブログで書いているようなことだ。
 そこに地域やその学校に特化した話題やデータを付け加える。

 杉戸高校とは教務主任の先生を通じて、事前に何度かやり取りをした。
 講演内容については具体的な要望はなかった。
 「辛口でお願いします」とは言われたような気がする。
 若い時は得意だったが、最近はそうでもないな。

◆角を過度に立てると丸になる 
 角が立つという言い方がある。
 若い頃は角が立つ言い方や態度で他人との関係を悪くしていた。
 三角、四角、五角とどんどん角を立てて行った。
 すると、あら不思議。
 いつの間にか円になっちゃった。

◆杉戸高校に要望したこと
 杉戸高校にはむしろこちらから要望した。
 「パンフレット早く作ってね。賞味期限が切れた去年の余り物を配るのはお客に失礼だと思いませんか」
 「そうそう、パンフのメイキング動画を作るといいよ。花咲徳栄が参考になるよ。今やったら県内公立初になるかもしれない」
 「日々のニュースに動画を入れるといいよ。これも花咲徳栄が一番進んでいる。近所の公立なら岩槻高校が断トツかな。動画出しまくってる」
 「もう10分、20分もの学校紹介ビデオを作る時代じゃない。1本あってもいいが、倍速視聴が言われる時代だから、短いのをどんどん上げたほうがいい」
 と、まあ、こんな感じで、さながら生徒に授業の予習を迫る先生のようだ。

◆動画配信連発の岩槻高校
 引き合いに出した岩槻高校は今日も動画を配信している。 
 

 岩槻高校に一つアドバイスしたのは、記事タイトルに「動画あり」と入れておくことだ。
 
 今ならめずらしいので結構注目度上がる。花咲徳栄は「動画あり」の代わりに「VIDEO TOPICS」と表示しているが、こっちの方がスマートかな。

 5月に入り、年度当初の忙しさも一段落したためか、各校の発信が徐々に増えてきた。
 県教委も「ちゃんと情報発信しろ」と発破をかけているんじゃないかと思うが、そこはよく分からない。

◆検索と共有を強く意識すべき
 杉戸の研修会でも言ったが、今は老いも若きも「検索」という作業を頻繁に行うのである。
 で、この時得た情報や印象が、その後の行動を左右する。
 もし気に入れば、頼みもしないのに「シェア(共有)」までしてくれるのだ。
 もちろん、プラスマイナス両面あるわけだが、「検索」と「共有」という今までになかった消費者行動を取るのだから、そこを意識した発信をしなければならない。

 むろんこうした情報発信をすれば、ただちに生徒募集がうまく行くわけではない。
 が、そうであっても、「最先端は求めないが、時代遅れだけは避けて欲しい」というのが私の願いだ。

◆PC中心からスマホ中心へ
 あともう一つ。
 学校ホームページはスマホで見られている。
 このことを意識したほうがいい。
 いや、強く意識すべきだ。

 こんな例がある。
 つい最近行って来たばかりの越谷総合技術のホームページだ。
 
 「令和5年度 学校説明会・体験入学等の日程について更新いたしました。右側の体験入学・学校説明会の画像をクリックして御確認ください」とある。
 PCで見る限りにおいてはこれで問題ない。
 たしかに右側にバナーが貼ってある。
 だが、スマホ画面で見た場合には、ずっと下の方にスワイプして行かないとバナーに辿り着かないのである。
 PC中心の発想から脱却する必要がある。