地味な企画だが、記録として残しておくのもいいかなと思っている。
 今回は、話の中に仙台育英野球部の須江監督の話がよく登場した。
 夏休み中、宮城県仙台市で全国PTA連合会総会において、そこで甲子園から戻ったばかりの須江監督の講演があったようだ。
 旬な人のホットな話題を聞き、印象深かったのだろう。

 9月1日は防災の日で、埼玉県は「シェイクアウト訓練」という避難訓練を全県的に行った。
 ヨコ文字で言うと何のことかと思うが、要するに生徒たちは机の下に潜り込んで身を守る。
 この件に触れた校長講話が多かったのは、県の方から指示があったからだろう(と推測)。

 見落としもあるかと思うが、各校HPに掲載された2学期始業式の校長講話である。 

●上尾 嶋村秀樹校長
令和5年度2学期始業式校長講話 
「皆が集まり、皆で語り合い、皆でつくりあげる学校行事に、多くの方々が関心を持ち、互いに参画していることを忘れずに、この学期を過ごしてください」

●上尾南 秋元俊一校長
2学期もよろしくお願いします(校長だより) 
「校行事等の活動をとおして、社会に出てから求められる非認知能力を伸ばしていきましょう」

●朝霞 久住 毅校長
令和5年度2学期始業式講話
「1 学期終業式で「紙上ディベート」を皆さんに呼びかけた。~否定側反駁は 30 ほど届いた。~ある3年生は、感想に「受験勉強の息抜きになりました」と書いてくれた。受験勉強の息抜きにディベートの反駁とは、カッコいい」

●伊奈学園 浅賀敏行校長
2学期始業式式辞「違いは人を分断しない 言葉は通じるか」
「諸君は、クラスの全員と言葉が通じますか。まさか話しかけたことのない人がクラスにいるなんてことはありませんよね。先生とは言葉が通じますか。初対面の怖そうなおニイさんとも言葉が通じて、その結果わかりあえる自信はありますか」

●浦和商業 内田 靖校長 
令和5年度第2学期始業式「校長講話」
※パワポ資料が掲載されている

●浦和一女 佐藤成美校長
全校集会校長講話「防災の日に考える」 
※パワポ資料が掲載されている

●浦和西 加藤 元校長
令和5年度第2学期 始業式校長講話
「自分とは違う生育歴や経験を持った相手の考えや感情等を完全に理解することは、とても難しいことです。ただ、相手の境遇や心情を理解するために、自分のこれまでの知識や体験等を総動員して、最大限の想像力・洞察力を発揮することによって、そのギャップを少しでも縮めることは可能かもしれません。私は、ここに、あらゆる学問を勉強する意味、様々なことを体験する意味があると思います」

●大宮東 上條 岳校長
 2学期始業式 校長講話
「「自らの強みを信じ・生かす」・「高みを見据え、現状を打破する勇気を持つ」。このことをぜひ、頭の片隅においてそれぞれの活動にひたむきに、真摯に懸命に取り組んでほしい」

●桶川 小林美奈子校長
第2学期始業式講話
「野村さんはこう言いました。「若いときに流さなかった汗は、年老いて涙に変わる」。先ほど、ボランティア活動の紹介をして、まだやったことがない人はぜひ、と言いました。皆さんには、今やっていることでも、今までやったことがないことでも、とにかく挑戦してほしいです。一つ一つは小さなことでも、自分が、これは挑戦だ、と思ってやってみることなら、なんでもいいと思います」

●越生 吉澤 修校長
2学期始業式校長挨拶
「3年生の皆さんも自分の弱みを強みに変えるメンタルと結果を出すまで諦めないで工夫を続ける精神、これを持ち続けて希望進路を実現してください」

●春日部工業 齋藤 潤校長
第2学期始業式校長講話
「相手の気持ちや、立場に立って考えること。つまり想像力を働かせて人に寄り添えることが大切です。その基本は「優しさ」です。そして優しくあるためには、「心の強さ」が必要です。心が強くなければ、優しさは甘さになりかねないからです。本当の優しさは強い心に宿ります」

●春日部東 竹本 淳校長
第2学期始業式校長講話
「皆さんは「凡事徹底」として実践していることは何かありますか。本来は個人の事ではありますが、敢えて私が「凡事徹底」として、皆さん全員に求めることは「文武両道」という校訓を体現
すべく、「疲れていても日々勉強時間を確保する」ということです。それ以外は、皆さんが個人として、また部活動単位で「凡事徹底」に努めてください」

●川口北 高松健雄校長
全校集会 校長講話 「青春ってすごく密なので」から「敗者復活戦」へ
「目の前の困難から逃げ出すことなく、何ごとにも挑戦し続けること。そして、たとえそれが失敗であっても良いし、ある意味で失敗すること、失敗させることが次の挑戦につながるのだと思います。人の生活を考えてみても、成功ではなく、失敗に学ぶことの方が多いのではないでしょうか」

●川越総合 仲山嘉彦校長
令和5年度2学期始業式校長講話の概要
「私が出会った国際ボランティアの方がおっしゃっていた話を紹介します。『はじめは、日本での実績を生かして、あれもやってあげよう、これもやってあげようとしたけど、どれもうまく行かなかったですね。そのうち気づいたんですよ。困っている人のために活動するって、何かを教えてやるとか、何かをやってあげるとかではなく、その人と一緒に悩んで考えてあげることだって』。これは、私がJICAで働いている中で、最も共感し感動した言葉でした。そして、この考え方を今でも大切にしています」

●川越南 石川良夫校長
校長日誌 8月の全校集会
「今回「目標達成シート」を紹介したのは、皆さんがこの川越南高校へ入学して、それぞれが3年間の高校生活を始めました。この3年間の先に持っている「目標」「目的」を明確にして、その実現に向けて、自分自身は何をするのかを考えて欲しいのです」

●熊谷 加藤哲也校長
令和5年度2学期始業式
「これから皆さんが生き抜く時代は、自分で考え判断する力と、生成AIに代表される技術を活用する力を、如何に、両立させていくかが重要になってきます。そういう意味において、私たちは、ドラえもんの、のび太への苦言、今の時代に置き換えれば、生成AIに頼り切らない視点を、決して忘れてはいけません」

●熊谷女子 佐藤智明校長
君たちはどう生きるか(2学期始業式・校長講話)
「この2学期、私は皆さんに「自分自身を知る」ことに取り組んでほしいと思います。自分自身を知ることは、自分の生き方を決めることにつながります。自分の生き方を決めることは、最終的には自分の幸せを探すことにつながります。私は皆さんが幸せな人生を歩んでくれることを願っています」

●越谷北 片野秀樹校長 
令和5年度 第2学期始業式校長講話
「私もチャレンジという言葉は大好きです。ただ、少しハードルが高いので、今は「チャレンジよりもトライ」、「トライ、つまりやってみよう」という言葉を、とても大切にしています。今日は、この「やってみよう精神」を皆さんに伝えるために、音楽の力を借りたいと思います。(WANIMAさんの「やってみよう」の歌詞付きの音楽を再生)」

 実際にお聞きになりたい方はこちら。
WANIMA「やってみよう」YouTube

●越谷西 石塚貴久校長
令和5年度第2学期始業式・校長講話
「多様性を理解し、自分と違う発想に対してまずは「実に面白い」と受け止め、なぜそうなるのか理由を考えるのが良いと思います。有効なら自分に取り入れるも良し、そうでなければ参考にとどめます。不用意な批判や攻撃は避けましょう」

●越谷南 井上一也校長
【校長室】2学期が始まりました 2学期始業式校長講話
「日常の生活の中で、多かれ少なかれ、心にストレスを抱えていたり、何か変わっていきたい、自分を変えたいと考えている人もいると思います。(スライド 14)そんな中、この「心を鍛える 10 か条」をヒントにして、具体的に動いてみるのもひとつではないかと思います」

●幸手桜 出井孝一校長
二学期始業式「心を整理し、未来をつくる」
「世の中に出た時に自分の頭で考え、自分の脚で立って生きていけるようにするためには、目標を整理して心を整理することも学びです」

●庄和 水石明彦校長
【校長講話】第二学期始業式
「いよいよ庄和高祭です。4年ぶりに入場制限なしでの開催です。この文化祭という場にも、当然制約はあります。でも、実は制約があるからこそ創意工夫のし甲斐もあるわけで、だから「遊び」のごとく夢中になって思い切り楽しめるという側面もあるのではないかと思います。さらに、皆さんからの要望を受けて、当日は日常の制約の一部が解除され、皆さんは当日その分の自由を手にするわけです。ぜひ手にした自由を正しく使えることを、見せつけてほしいと願っています」

●杉戸農業 飯田 賢校長
2学期 始業式
「「社会人基礎力」の3つの能力は、本校の教育活動で育むことができるものです。特に、農業の学び方の基本であるプロジェクト学習や課題研究はまさに、課題を発見し、計画を立て、解決に向けて考え、仲間と協力して取り組まなければなりません。課題解決能力や協働する力を育む、この学習は社会人基礎力を育む絶好の学習スタイルです」

●草加南 谷ヶ﨑 覚校長
2学期が始まりました
「「自助・共助・公助」の意識をしっかり持ち、まずは自分の身は自分で守ること、そのうえでお互い助け合うという意識を持つこと、そして災害への備えをしておくことが大事なのだと思います。ぜひ今日を一つのきっかけに自助、共助について考えてみてください」

●秩父農工科学 服部 修校長
令和5年度第2学期始業式 校長講話
「「夢なき者に成功なし」この言葉をキャッチフレーズにして、日々の「学び」を積み重ねて自身を高め、直面する課題を一つひとつ乗り越えていきましょう」

●鶴ヶ島清風 井上正明校長
校長ブログ19  第2学期のスタートに向けて(始業式、生徒表彰式、「シェイクアウト埼玉」訓練
「今回の世界陸上大会では「最後まで諦めなかった。」という言葉を選手から聞かれました。正に、これだと思いました。最後の最後まで、残り1秒までも飽きらめずに戦いきる。ことの大切さを学ばせてもらいました」

●常盤 鴨志田新一校長
全校集会 & シェイクアウト訓練
「行動と感情は同時に働くのです。「決心」することで、即座に感情を変えることはできませんが、行動を変えることは可能です。そして、行動を変えれば、感情の方も自然に変わるということです」

●所沢 内田正俊校長
2学期始業式・校長あいさつ「一つのことばによりかかるのをやめよう」
「単語一つとってもそれが何を指すかはことばを発する人によって変わります。異文化ギャップは、日本にいて日本語を使いなれていても大なり小なり存在します。一つのことばによりかからないことを勧めたいと思います」

●南稜 掛川達雄校長
【2学期始業式】校長講話をアップします
「南稜生、本気出せよ。そして自分の考え方を1度だけでいいからプラスの方向に変えてみてください。長い間にはその1度が大きな差となってくるはずです。自分を信じ、仲間を信じて前向きに頑張っていきましょう」

●新座総合技術 佐久間博正校長
第2学期がスタート・始業式の実施
「挫折や失敗しても、腐っていてはだめです。そこから立ち直って、次の目標に向けて頑張ればよいのです。人間は、失敗や挫折から学び、大きく成長するものだからです」

●新座柳瀬 伊藤孝人校長
2学期 始業式・表彰式
「生徒が交通事故に巻き込まれてほしくないという思いで、毎日、正門前の交差点に立つようにしています。ほとんどの生徒はきちんと守りますが、年に数人、指示を無視しようとする生徒がいるのも事実です。そういう生徒はこれまで、たまたま事故に遭わなかっただけで、将来、大きな事故に巻き込まれてしまわないかと心配しています」

●鳩山 堀 尚人校長
2学期が始まりました
「自分のマイナスの面ばかり目を向けるのではなく、「勉強は苦手だけど、部活が好きで一生懸命取り組んでいる。」とか「地味で目立たないけど、人に優しく接することができる。」というふうに自分の「いいところ」「得意なところ」「できるところ」に目を向けてみてください。そうすることによってこれからのみなさんの人生も良い方向に進んでいくと思います」

●羽生第一 相模幸之校長
第2学期がスタート!
「夏休み明け最初の登校日ということで、「体内時計の回復」「心と気持ちの回復」の2点について皆さんにお話ししました。自身の心と体の調子を戻すためにも、この2点を心がけて休み明けの学校生活をスタートさせてみてください」

●三郷北 石井和男校長
校長挨拶・校長式辞・講話
「「○○な秋」と言われる由来は、秋は夏の暑さもひと段落し、何をするにししても、人が集中するのに最適な季節ということから来ています。皆さんそれぞれが「○○な秋」という目標を立てて2学期を送ってください。学校としては、「学習習慣を定着させる秋」にしたいと考えています」

●和光国際 鈴木啓修校長
第2学期始業式校長講話 ナラティブについて
「最近この「ナラティブ」と言葉をよく耳にします。物語、ストーリー、言説などと訳されます。このナラティブ、すなわち物語、ストーリーが人々の心をつかみ、人を動かす。ナラティブの内容によって、人を憎しみにも、希望にも、対立にも連帯にも駆り立てる、そして長く記憶に残るということです」

●浦和南 田邉広昭校長
第2学期始業式 校長講話
「2学期は、1年間の中で、最も授業の期間が長い学期です。自分にとって何が必要か、どのような行動をとるべきか。皆さんの真剣な「文武自考」を、期待しています。しっかり頑張っていきましょう」

 以上、公立のみ。