先ほどまで忘れていたが今日は敬老の日である。
 私は紛れもない老人であるが、人生100年時代とやらで周りには先輩方が多く、老人界ではまだまだ小僧扱いである。
 だが、本ブログの読者諸氏は私よりお若い世代だと思うので、ここではいつも先輩風を吹かす。

◆やっぱりGoogleの力はすごい
 ブログのPV数(閲覧数)は毎日確認している。
 商売でやっているものではないが、どんな記事が読まれているかは確認しないと独りよがりになってしまう。

 この2日間、やけにPV数が伸びているなと思ったら、原因は一昨日土曜日の浦高祭の記事だった。
 この記事だけで1万5千を超えている。
 こういう時はだいたいGoogle検索からの流入だ。
 念のため「浦高祭」で検索してみたら、浦高祭の公式XやInstagram、学校ホームページのすぐ下あたりに私の記事があった。
 そりゃあ来るわ。

 根っこには浦高パワーもあるのだが、やはりGoogleの力は凄い。

 これから入試本番が近づくにつれて、このようなケースが増えてくるのだが、私が本当に知りたいのは、定期的に訪問してくれる読者がどれほどかということだ。

◆学校ホームページからの流入
 このブログには学校公式ホームページからの流入もある。
 「梅野ブログで紹介されました」みたいな記事を学校ホームページに上げるとそこから入ってくる。
 
 今年、流入元で多いのはどこかと調べてみたら、私立では花咲徳栄高校、公立では岩槻高校だった。
 月1回インスタフォロワー数調査という記事を出しているし、その他インスタがらみの記事も年中書いている。
 そうするとフォロワー数全県1位の花咲徳栄と公立1位の岩槻を話題にすることが多いわけだが、この両校、その都度「梅野ブログで紹介されました」の記事をアップする。
 それを見てやって来る。

 学校ホームページからということは、おそらく受験生・保護者だろうから、このブログの対象者ではない。
 しかし、何百人何千人の中には読者として定着してくれる人もいるだろう。

◆マスコミとの関係づくり
 私の場合、収益を目指した商業ブログではないので「ああ、書いてるな」程度の扱いで問題ない。
 下手に紹介すると「誰、コイツ?」となりかねず、かえって学校の信用を落としてしまうかもしれない。

 だが、テレビ、新聞、雑誌などは別だ。
 これらに対しては、「取材されました」「記事になりました」は、どんどん自校ページで広めたほうがいい。
 彼ら商業マスコミにとって、どれだけ見られたか読まれたかがすべてであるからだ。
 だから当事者である学校が自ら積極的に紹介してくれるのは有難いことなのだ。

 私は「埼玉新聞」や「よみうり進学メディア」などと関係している。
 これらは読者ターゲットである中学生には無料配布しているものの、広告収入で成り立つ商業紙である。
 たくさん読まれているから広告を出そうという企業や学校が増える仕組みだ。

 そういう点で、せっかく記事やニュースにしたのに、何のアクションも起こしてくれない学校は正直がっかりする。
 たぶん、(記事が)お気に召さなかったんだろうなと落ち込んだりもする。
 その点、「取材されました」「載りました」とやってくれる学校は、その意図はなくても結果的に新聞のPRをしてくれていることになる。
 そういう学校にはまた行きたくなる。

 学校広報においては、マスコミもまたステークホルダーの一つに数えられる。
 無理のない範囲で、良い関係づくりを目指してほしい。