昨日の記事で、ホームページに赤文字や黄色マーカーを使うんじゃないよと書いた。
その中で、学校名は伏せた形で二校の例を出した。
そのうちの一つがこちら。
学校名はなくとも、女子の少林寺拳法と言えば、和光国際、小川、越ヶ谷、いずみなど数が限られているのでその方面に詳しい方なら容易に想像がついただろう。
和光国際高校である。
で、その和光国際のページだが、今日の朝には黒字化されていた。
仕事早いぞ、和光国際。
とりあえず応急処置といったところだが、これを機にホームページ全体の見直しを図ってもらいたいと思う。
ここは赤字である必要があるだろうか。
ここは色文字を使う必要があるだろうか。
ここは太字で強調する必要があるだろうか。
ここは級数(文字の大きさ)を上げる必要があるだろうか。
そういったことを、学校視点ではなく、見る側の視点に立って見直してみる。
◆和光国際が目指すべきゴール
和光国際は埼玉県立では唯一「国際」を冠する高校である。
令和8年度の再編では、現在の外国語科が国際科となる。
新校名は正式決定していないが、普通に考えれば和光国際をそのまま継承だろう。
だとすれば、ようやく学科名が校名に追いついた形となる。
首都圏の公立国際高校としては東京都立国際高校や神奈川県立横浜国際高校があるが、これらは国際科(国際学科)のみで普通科は併設されていない。また、両校は国際バカロレア認定校である。
埼玉代表の和光国際には、思い切って普通科を廃し、それが無理ならせめて半々にした上で国際バカロレアコースを設置し、名実共に国際高校になってほしいものである。
◆ホームページは英語版も
都立国際高校がそうであるように、学校ホームページは全編英語版への切り替えが可能な方式にしてもらいたい。
赤シャツに赤ネクタイ、赤ジャケットみたいなド派手なページを作っている場合じゃないんだよ。
全編英語バージョンを作るのは骨の折れる作業だ。
和光国際には英語の先生も多く、かつ能力的にもハイレベルと思うが、授業の傍らそうした作業をやるのは大変だ。ここは県に予算をつけてもらい外注がいいだろう。と余計なお世話をしておく。
◆真の国際高校へ
もう忘れている人も多いと思うが、昭和62年度開校当時は普通科、外国語科に加え情報処理科があった。
何を目指す学校か全然分からなかった。
平成23年から現在の普通科、外国語科の2科体制になった。
これで国際イメージが出しやすくなったが、まだボリューム的には普通科優勢。
前述したように、いずれ普通科を廃し、国際科のみ4~5クラスの学校になってもいいだろう。
思い切って国際の方に振り切ってしまえば、まだまだ色々なことができる夢のある学校だ。
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