「大学合格速報を公表している学校」の続編。公立学校編である。
ホームページで積極配信しているのは、進学実績をセールスポイントにしている学校や、学習面でのブランドイメージを高めようとしている学校だった。
公立にも同じような傾向が見られるだろう。
と、想定し、調査を始める。
全校調査はきついので、まずは高校入試において「学校選択問題」を採用している学校から。
●熊谷
速報の形で国公立の結果のみ伝えている。国公立は東大1名はじめ現役で53名、浪人含めると75名。
●熊谷女子
難関こそ少ないが女子校で国公立現役63名は悪くはない。埼玉大10名に対して群馬大が18名というのが県北の学校らしいところ。医療看護系希望者が多いとのことだが、だったらドクターをもっと輩出し地域医療を支えてもらいたいというのは個人的な要望。
●熊谷西
国公立は東京科学大など現役で64名。
●越ケ谷
国公立の速報のみ掲載されている。国公立33名はこのレベルの学校としてはやや少なめか。伝統的に私立志向の方が強いのかもしれない。
●越谷北
国公立は東大1名、一橋大2名、東京科学大5名をはじめ現役で89名、浪人含めると102名。
●不動岡
国公立は現役で102名、浪人含めると116名。およそ3人に1人が現役で国公立というのは強力なアピールポイント。
以上、北部(熊谷)3校と東部3校の計6校。意外と少ない。
では、もう少し範囲を拡大してみよう。
学校選択問題採用校に次ぐレベルと目される学校はどうか。
調べたのは次の20校。
【東部】
越谷南・春日部女子・春日部東・草加・杉戸
【西部】
坂戸・所沢西・松山・松山女子・朝霞・市立川越(普)
【南部】
浦和南・伊奈学園・与野・上尾・大宮光陵(普)・大宮南・川口・南稜
【北部】
本庄
結果。
掲載校なし。
合格状況を速報として(ニュースとして)発信している学校はきわめて少ないことが分かった。
どの学校も、新年度に入れば正確な最終結果を発表するから、それを待つことにしよう。
◆いつのデータなのかを明確にしてほしい
各校の発表データを見ていて、いつも迷うのが、それがいつのデータなのかということだ。
たとえば、今日の時点で「令和8年度大学入試結果」、あるいは「令和8年度進路実績」とあれば、これは普通に考えて、この3月に卒業した生徒の結果であろう(2026年度も同様)。
ほとんどの学校がこの表記を採用している。
だが、中には今春の結果を「令和7年度大学入試結果」、あるいは「令和7年度進路実績」と表記する学校もあるからややこしい。
今日は「令和8年3月27日」であるが、学校の年度としては未だ「令和7年度」であるから、今春の卒業生は「令和7年度卒業生」であり、その生徒たちの結果は「令和7年度入試結果」という考え方だと思われる。
考え方はそれぞれなので統一は難しいと思うが、せめて資料のどこかに「令和〇年(20〇〇年)〇月〇日現在」といった形で、年月日を入れてくれると迷わずに済む。

コメントを残す