令和7年度最後の学校訪問。
 久喜高校の中学1・2年生以下対象の学校説明会。
 今日の説明会は、中学生だけでなく教育関係者も参加できた。
 中学生やその保護者と一緒に話を聞き、一緒に校内を見て回る。
 同校は塾説も実施していて、それはそれで意味があるのだが、私は生徒向けの会に参加するのが好きだ。
 
 学校側としては、年度内に一度説明会を開いておきたかったのだろうが、塾の先生は春季講習真っ最中で時間を取るのは難しかったかもしれない。
 教育関係者の参加は、私ともう一人だった。

 来年度(令和8年度)、創立108年を迎える伝統校だ。
 女子校なのに校名に「女子」が付かないのは、戦後、ごく短期間だが共学化されたことがあり、その名残りだろう。同校は定時制も併設されており、こちらは普通科男女共学である。

 JR宇都宮線と東武スカイツリーラインの二線が利用でき、久喜駅西口から割とゆっくりペースで歩いても15分程度なので、アクセスという点では非常に恵まれている。
 

 説明会のメニューは以下のとおり。
1 校長挨拶
2 生徒会長挨拶
3 校歌紹介(動画による)
4 学校概要及び来年度入試について
5 進路指導について
6 制服紹介
7 来年度入試に向けて
8 令和8年度学校説明会について
9 諸連絡・アンケート記入
 全体会終了後、希望者は校内見学、個別相談。

 2番目に生徒会長挨拶があることからも分かるように、今日の説明会では生徒の活躍が目立った。
 彼女たちは、正門や玄関での出迎え、説明会場への案内・誘導、校内見学でのアシストなど、一人一人がその役割を完璧にこなした。
 中学生や保護者は、高校の先生には興味はなくても高校生には興味津々なのだ。お姉さんたちの態度やふるまい、言葉遣いなどをよく見ている。だから学校が好きになるか嫌いになるかは、お姉さんたち次第、先輩たち次第と言ってもいいくらいだ。
 先生たちだけでは手が足りないから「お手伝い」。もはや、そういった次元ではなく、説明会の影のホスト(主催者)と言っても過言ではない。

 上田誠治校長が、挨拶の中で、「高校3年間は自分自身を磨く場である」と強調されたが、その理念を体現した生徒会長や役員が目の前にいるのだから、これほど説得力のある説明はない。

 説明会では、久喜高校オリジナルの「未来デザインワークシート」も紹介された。「未来デザインワークシート」は、面接やマイボイス、あるいは自己表現資料に不安を抱く中学生に対し、自己分析を助け、自信を持って面接に臨めるよう考案されたものだ。

 正直言って、自分にこの発想はなかった。
 入試講演会などでは、「面接なんて心配いらない」と言ってしまうのだが、それで安心できるかといったら、そういうもんじゃない。
 心配している人に対して、「心配するな」って、これほど間抜けなアドバイスはない。これから気を付けよう。
 その点、ホンモノの先生たちは違った。一言で言えば、寄り添う姿勢というのかな。
 「みんな心配だよね。そうだよね。自信なんてないよね」、「だったら、ここから始めてみたら」「一緒に考えようよ」。
 やっぱ、先生って凄いわ。

 というわけで、今シーズン最後の説明会参加は収穫が多かった。