久しぶりに外に出かけたが、駅も電車も混みあっていた。
現在のわが国の社会システムでは、大人も子供も同時期に一斉に休みを取らなければならないので仕方ない。
そういう時は、いつでも自由に休みがとれる老人は混雑に輪をかけるようなことはできるだけ慎む。
さて、昨日の続きである。
ネタの見つけ方だ。
実はこれ、私にとっても長年の課題であり、未だに有効な解決法は見つかっていない。
だから初心者がここで苦しむのはよく分かる。
◆ターゲットとネタはリンクしている
昨日書いたように、私のターゲットは学校や塾の先生方である。
したがって、日々のニュースの中で、先生方が興味を持ってくれそうなネタを探す。
私の場合、主にネタは最近のニュースから拾ってくる。
新聞社のオンラインサイト
Yahooなどのニュースサイト
文部科学省や教育委員会などの報道発表もチェックするが、それらは大体ニュースとして報道されているので、まずはニュース見て、その後に元ネタとなっている報道発表を確認する。
ネタが見つからない大きな理由は、ターゲットを絞り切れていないことだろう。
ターゲットが明確になれば、どんなことに興味を持ちそうかが大体分かる。
サラリーマンだって入社したての若手と、中堅社員やマネージャークラスでは興味の対象が異なる。全員が等しく興味を持つネタなどあるはずがない。
自分が興味を持ったどうかも大事なのだが、人に読んでもらう文章なのだから、読者優先で考えなくてはならない。
時々、これは良いネタだと持ってそれについて書いても反応がイマイチの場合がある。
その一方、これはどうかなと半信半疑で取り上げたネタが、予想外に読まれることもある。
なかなか難しいのだが、心構えとしては読者優先のネタ選びをすることだ。
そこで、結論4、「読者が好みそうなネタを拾ってくる」
◆自分の土俵で勝負
私の場合、あらゆるネタを教育問題にすりかえようと試みる。
いや、すりかえるというのは言葉が適切ではない。
教育的な視点から分析できないか、何かを発見できないかと考える。
そこが得意分野、というかそれしか出来ないのだ。
イギリスでチャールズ国王の戴冠式が執り行われた。
さあ、このネタをどう料理する。
私は政治学者でも歴史学者でもないし国際関係の専門家でもない。
そこで、たとえば「これで入試問題が作れないか」、「作るとしたらどういう問題だろうか」と考えてみる。
今日ここでは書かないが、たぶんこれで一本書けそうな気がする。
こんな風に、あらゆるネタを自分の土俵に引っ張り込む。
ファッショに詳しい人なら、それで一本書けるだろうし、冠や宝石に詳しい人はそこに絞って一本書けるだろう。
そのように、自分が得意としている分野から切り込む。
こいつはいつも学校や教育や入試の話しかしないな。
こいつは何でも教育問題にしてしまうな。
読者にそう思ってもらえればしめたものだ。
そこで、結論5、「すべてのネタを得意料理に仕立て上げる」
以上、2日間で5つのアドバイス。
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