東京五輪チケットを申し込んでみた。正確には申し込みの準備をしてみた。
 5月28日までが抽選申し込み期限であることが分かった。

 まずIDを取得しなければならない。こういうのは割と慣れている。
 が、パスワードの設定に意外と時間がかかった。通常6ケタとか8ケタが多いが、なぜか9ケタ。
 う~ん、9ケタは思い浮かぶのがないな。
 いろいろ試してみたが、赤字で「強度が弱い」と表示される。そうだ、こういう場合はアルファベットと数字を組み合わせるだけじゃなく大文字とか記号を混ぜればいいんだ。
 はい、無事ID取得。

 登録完了のメールが届いたので、さっそくマイページからログイン。
 さてと、何を申し込む?
 とりあえず開会式を見てみた。
 ガーン! 30万円もするのかよ。あっ待てよ、これは一番いい席じゃないか。えっと安いのは? あった、1万2千円だ。まあ申し込むならこれだな。でも今は申し込まない。遠くの席から米粒みたいな選手を見るより、テレビの方がいいかもしない。

 1964年東京五輪の開会式の日(10月10日)は中学校が休みになった。みんな家でテレビ見なさいということだ。ただ、まだあの頃は一家に一台まで行ってなかったんじゃないかな。幸いわが家にはあったけれど…

 来年のことなのでまだ油断はできないが、せっかくここまで生き残ったのだから、今度は生で見るのもいいんじゃないか。
 まあ本当のところ、どうしても見たいかというとそれほどでもないのだが、みんなが騒いでいることには首を突っ込んでみたくなる性質なものだから。

 馬鹿馬鹿しい。
 かもしれないが、人を非難するほど立派な人生を歩んで来たわけじゃない。と言うか、人間の一生なんてほとんど馬鹿馬鹿しいことの連続だ。
 何かしら申し込んでみて、当たれば「抽選に当たったネタ」でブログの一本も書けようというものだ。外れたら外れたでそれもネタになる。

 さて、料金表とにらめっこしながら、穴場を探してみるか。