今日は私の主戦場でもある中学生向け受験情報紙「よみうり進学メディア」の宣伝である。
 この紙は故あって「読売」ではなく平仮名の「よみうり」を使っている。

◆よみうり進学メディア、又の名をYs media
 2002年(平成14年)2月創刊。
 現在、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)の公立中学校2、3年生に学校を通じて無料配布している。
 総発行部数60万部。
 タブロイド判8頁から12頁で、年間8~9回発行。
 (新聞の判型には大きく二つあって、読売新聞とか朝日新聞、日本経済新聞といった一般紙のサイズがブランケット判。タブロイド判はその半分の大きさで、商業紙で言えば日刊ゲンダイとか夕刊フジがこのサイズ)

 私が新聞発行を企画し、それを持ち込んだ会社が読売メディアセンターという会社だったので、敬意を表し紙名に「メディア」を入れた。
 現在の発行元は読売エージェンシーという会社だが、読売新聞系列であることに変わりない。
 途中から、「Ys media」という愛称を用いることになった。
 「Ys」は「ワイズ」と読む。
 この件について私は関与していないので分からないが、たぶん「Y」は「読売」からとったのだろう。ただ、「Ys」だとヤクルトスワローズのようでもある。

 発行のために印刷費や取材・編集費がかかるのは当然だが、1800校あまりの中学校にそれぞれ宅配便を使って送るので、膨大な配送コストがかかる。
 これら発行コストは、私立学校や進学塾・学習塾、その他企業等からの広告収入でまかなう。
 私立学校、進学塾・学習塾の皆さん、いつも有難うございます。
 皆さんのおかげで新聞が発行でき、そこに原稿を書くことで私の生活も成り立っています。

 重要なことなので赤で強調した。

◆メニューがないのが致命的
 今の時代、当然ながらWEB版もある。
 情報伝達は、紙の時代からWEBの時代へと変わりつつある。
 紙の新聞の余命はあと5年か、10年か、いずれにしても終わりを迎える。
 むろんマニア的なものとして、あるいは特殊な目的を持ったものとして生き残る道はある。
 だが、一時に、大勢に、大量の情報を流すという点では、歴史的役割をすでに終えている。

 さて。
 よみうり進学メディアのWEBサイトである。
 
 これがトップページ(ホームページ)
 このサイトの致命的な欠陥は、グローバルメニューがないことだ。
 グローバルメニューは、ページの上部にあるもの。
 学校のサイトだったら、「学校概要」とか「進路情報」とか「入試情報」とか「中学生の皆さんへ」とか、あるでしょう。それのこと。
 上になければ、横にある(サイドメニュー)。

 グローバルメニューは、そのサイトにどんな情報があるか、つまり全体像を示している。
 どのページに飛んでも、常に表示されているから、別のページを見たい時にも役立つ。

 よみうり進学メディアのサイトには、メニューが表示されていないので、ここにどんな情報があるか全体像が分からない。
 一度あるページに移ってしまうと、HOME(トップ画面)に戻らない限り、次の記事に行けない。

 「最新情報」の一覧が無いことや、「お問い合わせ」機能が無いのも痛い。
 鋭意改善中ということなので、少しの間辛抱して欲しい。

 このサイトには、大きく3つのメインメニューがある。
 「入試情報」「高校レポ」「部活特集」である。
 そして、それぞれ「東京」「神奈川」「千葉」「埼玉」というサブメニューがある。
 この構造が分かれば、初心者でも目的の記事にたどり着けるかもしれない。

◆最近、こんな記事書いた
 最後に。
 最近、私が書いた記事を何本か紹介しておく。
 「定期考査はなぜ大事なのか」(入試情報)
 「受験生の疑問に答えるQ&A 『志望校を決めたいとき相談会の活用法は?』ほか」
 「校訓は渋沢栄一の教え  県立深谷商業高校・情報処理科」(高校レポ)
 「保育を学べる唯一の公立高校  県立鴻巣女子高校」(高校レポ)
  新聞(紙版)には川越総合高校、春日部工業高校の記事も書いたが、まだWEBサイトには載っていない。

 それと、6月27日によみうり進学メディアが主催するオンラインセミナーがあり、それに講師として参加するので宣伝させてもらおう。
 
 ぜひ受験生の皆さんに広めてほしい。
 主催者からは「彩の国進学フェア」のプレイベントなので話題は埼玉県中心でと言われている。
 事前登録制だが、メールアドレスだけで登録できるので、どなたでも視聴は可能だ。
 聞きたい質問も受け付けている。