本日は調べ物をする気力もなく、日曜日ということもあり受験とは関係ない軽い話題で済ます。
 だったら書かなきゃいいのだが、私の場合、一回楽することを覚えるとズルズル行ってしまうのだ。
 人間70年やっていると先が読める。自分のことならなおさらだ。
 
 木曜の夜は震度5強の地震があり、交通機関に影響が出た。
 今日は今日で蕨のJR変電所火事で京浜東北線や山手線などが止まった。
 不思議なものでこういうことは連続するものだ。 

◆いざとなったら歩く
 私の場合、日々電車で通勤するわけではなく、取材その他用がなければ都内に出ることはない。
 そういう意味で電車がストップしたところで大した影響はない。
 それに、いざとなったら歩いて帰る覚悟が出来ている。
 いや、覚悟は大げさか。
 備え、くらいにしておこう。

 では、どんな備えか。
 第一に、時々練習しておく
 まあ私の場合、今でもフルとかハーフのマラソンを走るので、たとえば浦和駅から東京駅まで約25㎞と言っても、そんなもんかと思う。
 ただレースで走るのと普通の恰好で荷物を持って歩くのは違うから、年に1回くらいは練習しておく。
 暑くもなく寒くもないこの時期は練習に最適だ。
 なお、経験上、普通の人が歩くスピードは、だいたい1時間に4~5㎞である。
 つまり、時速4~5㎞ということね。

 第二に、靴はウオーキング仕様を基本とする
 普段の仕事ではスポーツシューズを多用する。ナイキとかアディダスの類。
 学校取材の時は普段着というわけには行かず、革靴となるが底はウオーキング仕様。
 いつでも歩く準備は出来ている。

 第三に、カバンはリュックサックを基本とする
 リュックサックを常用するようになったのは、流行だからというより、両手を自由にしておいたほうが安全だから。
 若い皆さんには分からないだろうが、いくら足を鍛えていると言っても、そこは70歳の年寄りだ、転倒に対する備えをしておかなければならない。

 リュックの中にはいろんなものが入っているが、なぜかタオルが1枚入っているね。
 それとモバイル充電器。
 スマホがあればいろんなことが出来るが、バッテリー切れでは話にならん。

◆正に万が一なのだ
 万が一という言葉がある。
 確率0.01%。
 365日東京まで通ったとして30年で約1万日だから、その間に1回という確率。
 そのために備えをするのは面倒だとか、バカバカしいと思う人は、だから無理にやらなくてよろしい。

 最近はコロナのこともあって山に出かけることはないが、どんな天気であろうと、どんな低山であろうと、雨具とヘッドランプと非常食、この3点は欠かさない。
 持って行こうか行くまいかと迷うことさえない。
 じゃあ、こいつらが役に立ったか。
 持って来て良かったと思ったことがあったか。
 一度もない。
 ないけれど、これからも持って行く。
 これが万が一の備えというやつだ。
 こう見えて、と言っても見たことない人の方が多いと思うが、案外慎重派なのだ。
 心配性、臆病者、小心者。
 かもしれないが、別にそれでもいいよ。