関東大会埼玉県予選の結果がほぼ出そろったので、主な競技についてまとめておこう。
　団体競技と、個人競技の場合は団体戦の結果である。
　関東大会出場権は、少ない競技で2校、多い競技では8～9校に与えられる。
　1県1代表が基本のインターハイや全国選手権と違い、多数の学校にチャンスがある。

☆☆主な競技☆☆
【バスケット　男子】
①正智深谷
②埼玉栄
③埼玉平成
④白岡
　正智深谷は6年連続11回目の優勝。
　あと一歩及ばなかったのがベスト8進出の庄和、昌平、伊奈学園、浦和北。
　
【バスケット　女子】
①埼玉栄
②久喜
③正智深谷
④大宮東
　埼玉栄は2年ぶり6回目の優勝。
　久喜は過去最高成績。
　惜しくも関東を逃したのはベスト8に残った昌平、山村学園、滑川総合、市立川越。
　
【サッカー】
①正智深谷
②武南
　正智深谷は6年ぶり4回目の優勝。
　ベスト4に残ったのが武蔵越生、東京成徳大深谷。
　ベスト8に残ったのは浦和南、大宮南、市立浦和、立教新座。
　なお、強豪の昌平、西武台はプリンスリーグ参戦中のため今大会に参加していない。

【ソフトテニス　男子団体】
①川越東
②昌平
③武蔵越生
　川越東は7回目の優勝。
　本庄東は3位決定戦で敗れ、惜しくも関東出場を逃した。
　ベスト8に残ったのは白岡、春日部、川口市立、松山。
　個人戦には、昌平、川越東、上尾、浦和南などのペアが出場する。

【ソフトテニス　女子団体】
①埼玉平成
②星野
③昌平
　埼玉平成は5年連続9回の優勝。
　上尾は3位決定戦で敗れ関東出場を逃した。
　ベスト8に進出したのは松山女子、鷲宮、武蔵越生、岩槻商業。
　　
【卓球　男子団体】
①埼玉栄
②川越東
③鷲宮
④正智深谷
　埼玉栄は11年連続15回目の優勝。
　鷲宮は2年連続関東大会出場。
　ベスト8に残ったのはいずみ、埼玉平成、浦和南、春日部。
　個人戦はほぼ埼玉栄の独占ではダブルス2組、シングルス8人が関東出場。その他は春日部東のシングルス1人だけ。

【卓球　女子団体】
①正智深谷
②埼玉栄
③秋草学園
④星野
　正智深谷は15年連続15回目の優勝。
　ベスト8に残ったのは本庄第一、坂戸西、浦和南、鷲宮。　
　個人戦は正智深谷がダブルス1組とシングルス8人、埼玉栄がダブルス1組、シングルス1人と2校で独占。

【ラグビー】
①昌平
②熊谷工業
③川越東
④深谷
　昌平は2年連続3回目の優勝。
　ベスト8に残ったのは浦和、正智深谷、慶応志木、城西川越。　

【柔道　男子団体】
①埼玉栄
②大宮工業
③武蔵越生
④ふじみ野
⑤大宮東
⑤本庄東
⑤進修館
⑤春日部工業
⑨武南
　埼玉栄は20年連続25回目の優勝。
　　　
【柔道　女子団体】
①埼玉栄
②武蔵越生
③春日部工業
④児玉
⑤川口市立
⑤市立川越
⑦花咲徳栄
　埼玉栄は15年連続15回目の優勝。
　ふじみ野は7位決定戦に敗れ、惜しくも関東出場ならず。

【剣道　男子団体】
①本庄第一
②埼玉栄
③山村学園
④松山
⑤川越東
⑤川口市立
⑦寄居城北
　本庄第一は2年連続11回目の優勝。
　川越は7位決定戦に敗れ、惜しくも関東出場ならず。
　個人戦は本庄東から3人、城北埼玉から1人が関東出場。

【剣道　女子団体】
①星野
②本庄第一
③淑徳与野
④埼玉栄
⑤久喜
⑤深谷第一
⑦春日部女子
　星野は初優勝。
　大宮東は7位決定戦に敗れ、関東出場を逃す。
　個人戦は埼玉栄、淑徳与野、山村学園、熊谷女子から各1人が関東出場。

【バレーボール　男子】
①正智深谷
②埼玉栄
③春日部共栄
④鷲宮
⑤川口青陵
⑤昌平
　正智深谷は3年ぶり3回目の優勝。
　鷲宮は関東大会初出場。
　上尾、本庄東は代表決定戦に敗れ、関東出場を逃す。
　
【バレーボール　女子】
①細田学園
②春日部共栄
③狭山ヶ丘
④小川
⑤正智深谷
⑤市立川越
　細田学園は7年連続17回目の優勝。
　小川は47年ぶりの関東出場。
　大宮東、花咲徳栄は代表決定戦に敗れ、関東出場を逃す。

【ソフトボール　女子】
①星野
②埼玉栄
　星野は3年ぶり24回目の優勝。
　ベスト4に残ったのは本庄第一、花咲徳栄。
　ベスト8に残ったのは市立川越、大宮東、秋草学園、松山女子。　

【ソフトボール　男子】
①熊谷工業
②秩父農工科学
　熊谷工業は22年ぶり3回目の優勝。
　ベスト4に残ったのは浦和学院、川越東。

【バドミントン　男子団体】
①埼玉栄
②大宮東
③武蔵越生
④川越東
⑤叡明
⑥浦和北
⑦越谷南
　埼玉栄は3年連続19回目の優勝。
　星野は代表決定リーグ8位で関東出場を逃す。　

【バドミントン　女子団体】
①埼玉栄
②大宮東
③叡明
④鴻巣
⑤浦和北
⑥星野
⑦越谷南
　埼玉栄は4年連続24回目の優勝。
　浦和麗明は代表決定リーグ8位で関東出場を逃す。

【ハンドボール　男子】
①浦和学院
②浦和実業
③東京農大三
④川口北
　浦和学院は12年連続28回目の優勝。
　ベスト8に残ったのは埼玉栄、川口東、越谷南、三郷北。

【ハンドボール　女子】
①埼玉栄
②浦和実業
③越谷南
　埼玉栄は4年連続9回目の優勝。
　三郷北は3位決定戦に敗れ、関東出場を逃す。
　ベスト8に残ったのは市立浦和、春日部女子、浦和南、伊奈学園。

【弓道　男子団体】
①川越
②坂戸西
③秩父
④浦和
⑤深谷第一
　川越は2年連続5回目の優勝。
　5位以下は深谷第一、伊奈学園、大宮東、入間向陽、坂戸西の順。
　
【弓道　女子団体】
①大宮光陵
②滑川総合
③与野
④栗橋北彩
　大宮光陵は29年ぶり3回目の優勝。
　5位以下は草加西、桶川、春日部東、市立浦和の順。

【テニス　男子団体】
①浦和麗明
②浦和学院
③早大本庄
③立教新座
　浦和麗明は初優勝。
　ベスト8に残ったのは秀明英光、昌平、川越東、埼玉平成。

【テニス　女子団体】
①浦和麗明
②山村学園
③昌平
④浦和学院
　浦和麗明は5年連続5回目の優勝。
　ベスト8に残ったのは星野、東京農大三、秀明英光、伊奈学園。

【野球】
①浦和学院
②山村学園
　浦和学院は2年連続17回目の優勝。
　ベスト4に残ったのは上尾、市立川越。
　ベスト8に残ったのは西武台、花咲徳栄、狭山清陵、浦和実業。

☆☆その他の競技☆☆
【陸上】
　男女それぞれ20種目ほどあり、原則各種目上位6人（リレーは6校）が北関東大会（埼玉・群馬・栃木・茨城）に出場する。
　他競技の関東大会は全国にはつながらないが、陸上の場合、ここで原則6位までに入ると全国高校総体（インターハイ）の出場権を得られる。
【水泳】
　6月実施。陸上同様、関東大会がインターハイにつながっている。
【ボート】
　男女各3種目あるが、男子では浦和、浦和商業、越ケ谷、南稜、川口市立、慶応志木、女子では浦和一女、大宮、浦和商業、越ケ谷、南稜、八潮、川口市立などの個人、チームが関東出場。
【自転車】
　男子9種目、女子3種目あり、浦和北、大宮工業、川越工業、杉戸農業、鳩山、栄北、立教新座、早大本庄などの個人、チームが関東出場。
【レスリング】
　8階級あり、各級4位までが関東出場。すべて花咲徳栄と埼玉栄。
【ボクシング】
　男子8階級、女子3階級あり、各階級2位までと認定王者が関東出場。すべて花咲徳栄と秀明英光。
【フェンシング】
　男子団体は立教新座と埼玉栄、女子団体は埼玉栄と与野が関東出場。男子個人は、埼玉栄と立教新座、女子個人はすべて埼玉栄。
【空手】
　組手と形がある。男子団体組手は花咲徳栄、埼玉栄、栄北、伊奈学園。同個人組手は埼玉栄と花咲徳栄。同団体形は埼玉栄、立教新座、栄北、杉戸。同個人形は埼玉栄と栄北。女子団体組手は花咲徳栄、埼玉栄、伊奈学園、栄北。同個人組手は花咲徳栄と埼玉栄。同団体形は埼玉栄、栄北、伊奈学園、松山女子。同個人形はすべて埼玉栄。
【アーチェリー】
　男子団体は栄東と大宮開成。同個人は豊岡。女子団体は大宮開成と栄東、同個人は越ケ谷。
【カヌー】
　男子6種目、女子3種目あり、男子は浦和、越谷東、大宮北、女子は越谷東と大宮北の個人とチームが関東出場。
【なぎなた】
　女子は埼玉栄、大宮開成、浦和東、男子は埼玉栄と大宮開成の個人と組が関東出場。
【体操】
　男子団体は埼玉栄、大宮東、伊奈学園。同個人はふじみ野、春日部、埼玉栄。女子団体はふじみ野、聖望学園。同個人は埼玉栄、花咲徳栄。
【新体操】
　女子団体は西武台と伊奈学園。同個人は西武台、武南、星野。男子団体は埼玉栄。同個人は埼玉栄と西武文理。

　以上が現在までに分かっている関東大会埼玉県予選の結果である。