このところ「危険な暑さ」という言葉をよく目にするのだが、これはどのような暑さなのだ。
夏日 最高気温が25℃以上
真夏日 最高気温が30℃以上
猛暑日 最高気温が35度以上
ここまでは分かる。
一応、気象庁による定義みたいなものがある。
「天気予報等で用いる用語」(気象庁HP)
しかし、どう見ても、この中に「危険な暑さ」はないな。
ということはマスコミの造語か。
「厳しい暑さ」
「猛烈な暑さ」
この程度では、もう誰も振り向かない。
それで編み出したのが「危険な暑さ」。
どう危険なのか。
はっきりしない。
命の危険もあるぞ。
そのように人々が受け取ってくれれば成功ということだろう。
しかし、これも使われ続けるとインパクトがなくなる。
次は「致死的な暑さ」とでも言うのだろうか。
いや、いくらなんでも死はまずいな。
これは活字にできない。
差し当たり「危機的暑さ」あたりが妥当なところ。
暑さの件はこの程度にする、
人々の耳目を集めるための表現ということだ。
「オヤっと」思わせたり、「えっ、それ何」と思わせる表現。
これ毎日考えている。
ブログタイトルだ。
時間をかければ、いろいろ浮かんでくるが、そこまではやっていられない。
パッと思い浮かんだものを使う。
瞬発力の勝負だ。
さあ、みんな。
瞬発力を鍛えようぜ。
タンパク質を摂取して、トレーニングだ。
タイトル一つで読まれ方が違う。
学校の先生方だって、できるだけ多くの人に読んでもらおうと思ってHPの記事を書いているんだろう。
写真撮って、文章書いて。
それだけ時間をかけて、読まれなかったら残念じゃないか。
ちょっとは刺激的な言葉を使おうではないか。
もちろん教育機関だから節度は守らなきゃいけない。
それと、ブランドイメージを崩しちゃいけない。
ブランドは大事だよ。
ヴィトンやシャネルと、ユニクロや無印との違いは品質じゃない。
それだけじゃない。
ブランド力の差だ。
ブランドイメージを高めると、高くても売れる。
学校だって、有名校の方が無名校より高い授業料を取れるのだ。
教育の質を無視するわけじゃないが、ブランド力の差も大きいのだ。
このことはまた後で詳しく書く。
元に戻る。
インパクトを考えつつも、ブランドイメージの維持や向上も図らないといけない。
奇をてらうのは良くない。
受け狙いもほどほどに。
前にも書いたが、タイトルが名詞だけでは読まれない。
「体育祭」
「生徒総会」
「保護者会」
「期末考査」
これでも内部関係者は読んでくれるだろう。
だが、外部や一般向けとしては何も言っていないに等しい。
形容詞も助詞も、動詞も助動詞も使おう。
つまり短い文章にしよう。
くどいが「!」は要らない。
私も日々研鑽だ。
【追記】6月27日(月)
関東甲信地方の梅雨明けが発表された。
平年より22日早く、昨年より19日早い。
梅雨入りから梅雨明けまでは21日間だった。
コメントを残す