2月15日、埼玉県公立入試志願先変更1日目。
 状況分析等は、明日(16日)の2日目データが発表されてからにする。
 が、今日の発表を見て、明日はどうなるかと心配で仕方ない人のために、ちょっとだけ情報をお伝えする。

 その前に。
 13日に県から発表された志願者に訂正があった。 
令和5年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における入学志願者数の報道発表資料の訂正について
 訂正の原因は、「春日部女子高等学校において、郵送出願された入学願書のうち、普通科1名分の受付手続が漏れていたため」。
 今後の対策は、「校内チェック体制の見直し強化を行い、複数回、複数の者による確認を確実に行うよう改めて各高等学校長へ指示を徹底した」。

 それと、今日のデータを見て、ちょっと驚いたのが、所沢商業の志願者数。

 出願終了時のデータ(2月13日現在)
 国際流通科   51人 0.65倍
 ビジネス会計科 31人 0.78倍

 志願先1日目(今日)のデータ
 国際流通科   32人 0.41倍
 ビジネス会計科 54人 1.35倍
 
 国際流通が19人減って、ビジネス会計が23人増えたことになっているが、もしかして、この数字逆じゃないの?
 と、思った。
 ちょっと動きが大きすぎるので明日の最終発表で確認してみよう。

◆1日目の動きが大きい学校は
 1日目の数字が大きかった学校を挙げてみる。

【普通科で10人以上減少】
 浦和   -27
 越ヶ谷  -23
 市立浦和 -21
 草加東  -20
 川越南  -17
 豊岡   -16
 所沢   -12
 新座   -12
 岩槻   -11
 市立川越 -11
 越谷南  -10

 あくまでも過去のデータによれば、という話だが、1日目に大きく減少する学校は、高倍率が嫌われた学校である場合が多い。つまり、多くの受験生が回避に向かっている学校であるから、2日目もさらに減少する可能性が高い(人数的には1日目ほどではないが)。
 
【普通科で10人以上増加】
 草加   +18
 入間向陽 +15
 和光   +15
 草加南  +13
 春日部東 +12
 所沢西  +10
   
 1日目に大きく増加する学校は、過去実績やその難易度の割に倍率が出ていない学校が多い。  
 これらの学校は、逆に回避先として狙われているとみなすことができるので、2日目にもう少し増加する可能性が高い(こちらも人数的には1日目ほどではないが)。

 志願先変更1日目に動きがなかったり、せいぜいプラスマイナス1~2人程度の学校が、2日目になって急に10人、20人と大きく変動したケースはない。

 以上が、志願先変更1日目に関わる、ちょっとした情報だ。