今日は趣味の話なのでランに興味がない方はスルーしていただこう。
 ハーフマラソン3週連続チャレンジの最終戦は「加須こいのぼりマラソン」だ。
 先々週の上尾シティマラソン、先週の小江戸川越マラソンと比べるとローカル色豊かな大会だ。
 
 上尾には駒沢大をはじめ学生のトップクラスが大挙して参戦してくる。
 箱根メンバー当落線上のランナーが生き残りをかけたガチな戦いを展開する。
 そこにプロランナー川内優輝選手が加わって、「お前ら、俺に負けてるようじゃ、箱根なんか走れんぞ」と挑発する。
 こりゃあ、出るより見たほうが面白そうだ。
 来年はそうしよう。

 川越にも東洋大や大東文化大の選手たちが練習の一環で出場してくる。
 スローランナーの私たちも一度だけすれ違う場面があるのだが、速いのなんのって、まるで飛んでいるようだ。
 東洋大の選手たちはゴール後、5キロ離れた選手寮まで走って帰ったんだってさ。

 それに比べて、今日の加須はのんびり田舎道を走るレースなので、スローランナー向きだ。
 行きと帰りに東北自動車道を跨ぐ陸橋があるが、高低差があるのはこの2か所で、あとはほぼフラット。
 風が強いと辛いが、今日はほぼ無風。
 そうそう、参加料が3500円と格安なのも嬉しい。
 
 加須は農家の方たちが応援に出てくれる。
 有難い。
 欲を言えば子供たちの声援が欲しいが、残念ながらジジババばかり。
 まあ、そういう地域ばかり走っているわけだし、そもそも年齢については他人のことを言えた義理じゃない。

 何度か書いているが、この大会には県立不動岡高校と開智未来中高の生徒たちが出場する。
 学校行事のマラソン大会をこの大会にあてているのだ。
 両校ホームページで学校行事を調べてみると、12月にこいのぼりマラソンと書かれている。
 男子は10キロの部、女子は5キロの部、中学生は3キロの部。
 高校生は一般ランナーと一緒に走る。

 校内マラソン大会は、先導や交通整理、チェックポイント、給水や救護、記録など運営に人手がかかる。
 だが参加料払って出場すれば、運営はすべて大会側がやってくれる。
 なかなか合理的な方法だ。

 10キロの部には、ガタイのいい坊主頭軍団も出場している。
 花咲徳栄高校野球部の1・2年生たちだ。
 仮にこの学校の生徒が全員出ると大会のキャパをオーバーしてしまうので無理。

 自分が出るハーフのスタート位置からは遠いが、10キロのスタートがどんな様子か見に行った。
 10キロは9時スタート、ハーフは9時半スタートだから十分間に合う。
 スタート風景は予想どおりだった。
 上下ブルーの花咲カラーに身を固めた少年たちが「最初ぐらいはトップ切ろうぜ」とばかりに勢い良く飛び出した。
 普段人一倍鍛えている連中だが、これではさすがに最後までは持たないだろう。
 だが、高齢化が進む町には、この若さが何よりの宝だ。
 種目(距離)は異なるが、不動岡、開智未来、そして花咲徳栄の生徒たちが出るんだったら、来年もエントリーしようかな。