今日は学校案内パンフに関する話題を三つ。
 主にインスタからの情報。

◆越谷北、早くもパンフ完成(2日前)


 公立で一番かどうかは分からないが早い方であるのは間違いない。
 東部地区では6月1日・2日に進学フェアが開催される。
 また同校は6月12日に塾対象説明会を予定している。
 塾説明会はどもかく、進学フェアではある程度の部数が捌けるから、そこは新年度版で臨みたい。
 賞味期限切れの前年度版ではお客に対して失礼だろうというのが、かねてよりの私の主張である。

 むろん実物はまだ手にしていないが表紙は越谷北らしくていい。
 あくまでも一般論だが、伝統校・上位進学校の表紙は建物(校舎)や生徒を登場させることは少ない。
 抽象化されたデザインの世界。
 越谷北レベルならこれでいい。

◆岩槻、手作り制作過程を公開(1日前)


 私立のように予算がかけられないので外注に頼らず内製化しようという方針だろう。

 コスト削減やノウハウ蓄積というメリットはあるが、見えない人件費が発生するというデメリットがある。
 外注した場合は費用が明確になる。
 一方、内製化した場合、費用は人件費(給料)として計上されるのでコストが見えにくい。

 「先生の手作り」は良い響きであり、時に宣伝効果も得られるが、シビアにコスト計算すればかえって高くつくこともある。
 また、先生に過重負担を強いることにもなりかねない。
 これは何もパンフ制作に限ったことではない。

 岩槻高校の場合、インスタやユーチューブ配信などにより圧倒的なノウハウが蓄積されているのでスムーズな制作が可能なのだろうが、一般的にはあまり推奨できない。

◆川口北、メイキング動画公開(1日前)


 川口北はデザイン、写真撮影は外注方式。
 5月29日に塾対象説明会が予定されているので、そのあたりが一つのターゲットになっているのだろう。

 メイキング映像は、制作過程を記録した一種のドキュメンタリーである。
 映画やテレビの世界では古くから行われてきた。

 パンフ制作のメイキング映像は、主たる目的をプロモーションにおいているわけだが、授業や学校行事などに応用すれば貴重な記録映像となるだろう。
 公開するしないに関わらず、準備や制作の過程を残しておくといいだろう。