令和8年度埼玉県公立高校入試の合格発表が行われた。
 正しくは合格者の発表ではなく、「入学許可候補者」の発表である。入学はまだ許可されておらず、あくまでもその候補者という身分だ。
 入学式で校長先生が「以上何名の入学を許可する」と宣言してはじめて候補も許可も取れて入学者となる。そういう形式だ。

 昨年度入試(令和7年度入試)から各学校での校内掲示がなくなった。
 オンラインでの発表のみ。
 オンラインの発表そのものは、学校掲示と並行して以前から行われており、合格者全員の番号を確認することができた。
 だが、昨年度からは、自分の合否だけ分かる仕組みに変わった。
 時代の流れであるからこれは仕方ない。ニュースを配信する側としては、それらしい写真が欲しいところだが、昭和人間の感覚だろう。
 
 個人的に一つ困ったのは、複数の学科を擁しており、第二志望を認めている学校の場合で、以前は受験番号の桁数などを手掛かりに その動向をつかめたが、それがまったくできなくなったことだ。

 ◆欠員補充は66校
 全日制で欠員補充を行うのは66校。
 総募集人員は2275人である。

 学科ごとの実施校数、募集人員は次のとおり。
 カッコ内は令和7年度(昨年度) 
 普通科 38校・1029人(23校・703人)
 専門学科28校・1023人(29校・933人)
 総合学科8校・223人(5校・221人)

 昨年と比べ、普通科の欠員補充実施校、募集人員が増えている。
 専門学科は募集人員がやや増えている。
 総合学科は実施校は増えたが募集人員は昨年と変わらない。

 理数科では、熊谷西が募集人員40人のところ、受検者35人で定員割れとなるところだったが、普通科からの第二志望合格があった模様で、合格者40人と発表されている。
 外国語科では、坂戸が受検者32人に対し合格者40人、草加南が受検者39人に対し合格者40人となっている。こちらも普通科からの第二志望合格があったとみられる。
 
 別学校では、男子校の松山・普通科が2年連続の定員割れ、女子校の松山女子・久喜・鴻巣女子が定員割れと厳しい状況が続いている。

 総合学科校は9校あるが、募集人員を確保し欠員補充を回避できたのは川越総合のみ。

 これで令和8年度入試の主要日程はほぼ終わった。
 (欠員補充は3月10日以降に出願手続、3月17日以降に学力検査等を実施)

 本日の県発表のデータはこちら。
令和8年度 埼玉県公立高等学校における入学許可候補者数・欠員補充人員(令和8年3月6日)