朝から開智未来中学高校のオンライン学校説明会を視聴。実は今日、本来なら「埼玉県東部地区私学の集い」という進学イベントが春日部市内で行われる予定だった。
叡明(越谷市)・開智未来(加須市)・春日部共栄(春日部市)・昌平(杉戸町)・獨協埼玉(越谷市)・花咲徳栄(加須市)による合同説明会。
これが新型コロナウィルス感染症の影響で中止になった。そこで、その代替策として今回の企画があったと思われるが、おそらくこのオンライン説明会は埼玉県内における最も早い事例の一つであろう。
受験生・保護者の皆さんが視聴される場合、最初にユーザー登録してIDを取得する必要がある。
ただしこれは、説明会申し込みやネット出願などができる「未来コンパス」というサービスを利用するもので、対象は受験生。
受験生ではない私たち外部者は、同校にお願いして、YouTube(限定公開)URLを教えていただき、それで視聴した。
最初に先生方による体操動画。やっぱり若い先生たちは体のキレが違う。年配の先生方は、動画を視聴した在校生から後日、そのリズム感の無さと関節の可動領域の狭さを大いに突っこまれることだろう。
次に、加藤友信校長の挨拶。この場はちょっと硬めの表情と言葉だったが、ICT教育の第一人者で、ふだんはものすごくためになる面白い授業をやってくれる。これからICT教育を進化させようと考えている学校や先生方のためにセミナーを開いてくれないかな。何なら私がコーディネートしてもいい。
続いて前校長・関根均顧問によるサプリのお話。関根先生は、毎日ではないが、かなり高頻度で「顧問感覚」(コモンセンス)というブログを更新されており、私もいつも勉強させてもらっている。有名な話だから書いて差し支えないと思うが、関根顧問の兄君は元埼玉県教育長、弟君は現役の公立高校校長。兄弟集まると職員会議。
最後に「未来TED]と呼ばれ、同校で毎年開かれている生徒によるプレゼン大会の動画が流された。オタク道を極めるためと言いつつ、実は勉強のコツを語っているというなかなか凝った演出のプレゼンだ。
そうそう、説明会情報告知の中で私の名前が出てビックリ。
10日ほど前、本ブログで「休校中の学習指導、開智未来中高の取り組みはかなり進んでいる」という記事を書いたが、それを見てねというお知らせだ。
そう言えば昨日、西木広報部長から「ブログ紹介してよろしいですか」と電話で聞かれた。「公開しているものなのでご自由にどうぞ」と答えたが、こういうことだったのか。
他校の先生の中にも視聴された方がおられると思うが、これで一つの流れができましたね。
これからは、コロナや臨時休校とは関係なく、オンライン説明会の時代ですよ。
そのことをずっと以前から言ってきた。
「大型会場におけるブース設営型・対面形式の合同説明会はオワコンだ」
往復に時間をかけて、入場までさんざん待たされて、さらにブースで順番待ちして、それで相談10分。コスパ悪すぎ。
大型イベントの代表格「彩の国進学フェア」(さいたまスーパーアリーナ)を立ち上げた一人、いわば張本人が言ってるんだ。「ああいうの、もう終わり」。
あれ考えたの20世紀だよ。スマホもタブレットもない時代だよ。いつまで同じことやってんのよ。
2020-04-29 at 15:20
「オフラインの会をオンラインにするだけではダメ。新しいものとして開催しないと。」
と先日のミーティングで梅野先生が仰っていましたが,それを体現した説明会だったように思います。
2020-04-29 at 18:21
私も開智未来の説明会を拝見しました。
上手くいくかどうかは別として、まずはやってみようという心意気があるなあと感じました。
流れが急に早くなってきたいま、とりあえずやってみるという感覚は大切なんだろうと思います。
自戒も込めて。