12日から今日16日まで完全閉庁日としている学校が多いようである。
 11日の山の日も含めれば5日間の休み。

 盆暮れぐらい休みにしようぜというのが今の時代の空気というものだ。
 まあいいんじないの、と思う。

 実際は部活などは行われており、一部の先生や生徒は登校している。
 校門も校舎も鍵をかけて、誰も立ち入れないという状況ではない。
 ただ事務室は閉じているので、電話しても繋がらない。
 その程度だが、言葉だけは完全閉庁と勇ましい。

 それはそうと、閉庁とはいかにも古めかしい。
 そもそも「庁を閉じる」の「庁」とは何なのだ。
 たぶん、「官公庁(官庁)」の「庁」なのだろう。
 だとすると私立では使えんな。

 もっとも私立の中には12日、13日に説明会を開いている学校もある。
 保護者が休みだから参加しやすいとでも考えたか。
 
 だが、どうなんだろう。
 個人的には、時代の空気を読んだほうが良いと思う。
 つまり、「盆暮れぐらいは休もうぜ」の流れに沿ったほうがいいのではないか。
 一方で先進、最先端の教育を謳いながら、働き方は昭和というのでは説得力に欠ける。
 グローバルを連呼する割には、働き方が世界標準になっていない。

 年中無休は一見、親切な学校のようではあるが、古い体質とみなされる恐れもある。
 短期で見ればそれなりのメリットもあるだろうが、中長期で見た場合、学校のブランドイメージをそこなう危険性すらある。

 休まないことに価値があった時代から、休むことが価値である時代へ。

 実際の運用は柔軟に考えるとして、世の中の価値観の変化には敏感であるべきだ。

 そういうお前は、今日も働いているではないか。
 そう言われる方もいるかもしれないが、私は企業や学校といった組織で働く者ではない。
 個人営業だ。
 ほぼ自由業だ。
 誰からの指示、命令もなく、好きな時、好きなように休むことが出来る。
 たまたま締切日等との関係でお盆も働いているだけで、その分は後で帳尻が合うようになっている。