文化祭シリーズ第4弾。

 夏が戻って来た。
 この暑さの中、いくつもの学校を回るのは辛い。
 今日は浦高祭の門だけ撮影に行って来よう。

 浦高祭、今年で76回目となる。
 学校創立は明治時代に遡るが戦後、旧制中学校が新制高校に変わった1948年(昭和23年)を第1回とカウントしている。
 先週行った川越高校くすのき祭は76回、昨日行った久喜は70回。
 回数のことなど気にする人はいないと思うが、70回超えは伝統校の証しである。

◆今年の門はウクライナ
 今年の門のモチーフとなったのは、ウクライナ・キーウの聖アンドリーイ教会ということだ。

 昨年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にちなんだ鎌倉鶴岡八幡宮がモチーフとなった。
 なので、当然のことながらNHKが取材に来た。

 見映え重視、今でいうインスタ映えを意識した川越に対し、世相や話題性重視の浦高といったところか。

◆ミニスカ女子高生押し寄せる
 浦高祭が小学生に人気なのは昔からだ。
 将来浦高に入りたいとか、そういうのは関係ない。
 ただ、高校生のお兄さんたちが本気で遊んでくれるから、単純に面白い。

 浦高祭には大量の女子高生が押し寄せる。
 女子高校生が浦高の門をくぐるのは、年にこの2日間だけだ。
 
 そして彼女らの多くはミニスカートでやってくる。
 むろんバッチリ、メイクも決めて。
 私服で来たらよさそうなものだが、なぜか制服でやって来る子も多い。
 このあたりが面白いところだ。
 友達と「何着てく」と相談するんだろうが、「それ、持ってない」とか「それ、苦手」とかなって、結局「じゃあ、みんなで制服」となるんだろうか。

 何しろあの浦和一女生だって、ウエストくるくる丸め、薄っすらメイクまでしてやって来るのだ。 
 私は毎日のように浦和一女生の通学風景を見ているのだが、普段は絶対見られない光景だ。

 文化祭日程は集中するので、先生方が他校の文化祭を見に行く機会は少ないだろうが、こうした光景を見たら腰を抜かすんじゃないかと思いながら眺めている。

 まあ、これなんかは大人しいほうだが、学校ならアウトだろう。
 限界まで短くしている女子高生がいくらでもいる。

 なお、断っておくが、この写真は盗撮ではない。全体風景からトリミングしたものだ。
 その証拠にと言うか、この記事の冒頭アイキャッチ画像の中にもミニスカ女子高生が映り込んでいるだろう。

 まあ、そういうお年頃と考えるしかないのだろが、こういう子たちに普段きちっとさせている先生たちは逆にすごいなと思ったりするわけである。