今日のブログは番宣(ばんせん:番組宣伝)である。
 8月の仕事がちょうど一区切りついたタイミングでオファーがあったので、「塾講師ノグジュン」さんのYouTubeにゲスト出演した。
 題して「塾説グランプリ2024」。
 肩の凝らない教育エンタメ番組だが、言っていることは真面目だ(と思う)
 まだまだ無名のユーチューバーだが、過去動画を見ても、学校や学校教育に対するリスペクトはあるようなので出てもいいかなと思った。

 40分超えの長尺なので、お時間のある時にどうぞ。

 今年上期に参加した塾説明会の中でどこが良かったか。
 それぞれ3校を選んでいるが、どこを選んだかはネタバレになるのでここには書かない。
 
◆今期参加した公立塾説
 今期参加した塾説は次のとおり。
 5月20日(月)岩槻
 5月29日(水)川口北
 6月3日(月)熊谷
 6月12日(水)越谷北
 6月13日(木)久喜
 6月17日(月)杉戸
 6月20日(木)春日部東

 この間、私立高校の塾説にも何校か参加している。

 上記の動画には含まれていない参加校。
 9月4日(水)和光国際
 9月5日(木)春日部
 9月21日(土)不動岡(まだこれから)

◆働き方改革が進む中で
 私は今回の動画で私立塾説を除外している。
 一つは参加した学校が少ないから(5校くらい)。
 もう一つは、運営や内容がほぼ完成形に近づいているから。また、10数年の経験があり、上手くて当然だから。

 その点、公立塾説は歴史が浅く、いまだ手探り状態であり、ツッコミどころが多い。
 もちろんそれをディスる気はなく、少しでも次年度以降の参考となるように、また、未実施の学校の参考になるようにという思いで発言したつもりだ。

 働き方改革が進む中で、はたして公立に対して塾説を勧めて良いものかどうか。
 多少の躊躇はある。
 ただ、塾説は基本、平日午前中に行われる。
 と言うか、塾側としても平日午前中でなければ参加できない。

 会場は一室設ければ十分である。
 数人のスタッフ(何なら管理職だけで)運営できる。
 時間も授業見学含め1~2時間あれば十分。
 告知はHPやSNSで足りる。

 ということから、先生方や生徒の皆さんに大きな負担を課すことにはならないだろうと考えている。

◆塾説の今日的な意味
 この業界に長く生息している私であるが、塾説開催の意味が変化していると思う。
 募集活動は今も昔も情報戦の性格を持つのだが、それがさらに強まったのが今の時代だ。

 一昔前だったら、個人塾や小規模塾を呼んでも、爆発的に志願者が増えるようなことはなかった。
 だが、今は違う。
 SNSやYouTubeなど情報発信手段が多様化し、手軽になった今、かれらがインフルエンサー的役割を果たすようになった。
 インフルエンサーは大げさとしても、情報拡散のお手伝いはしてくれるだろう。

 大手塾のパワーは引き続き絶大であるが、個人塾や小規模塾の持つ情報発信力にも注目してほしい。

 なお、私は塾生を一人も抱えていないし、このブログも受験生に向けて書いているわけではないので、生徒募集面での直接的な貢献はできない。
 学校を訪問したらその学校のことを書くようにしているが、もしその記事が気に入ったら、自校ホームページなどで拡散してもらうと受験生に届くかもしれない。