本日学校説明会の学校がいくつかあった。
どこか取材に行きたいところだが私用(身内の法事)があった。
ざっと数えてみたところ、今週末に説明会、相談会など何らかの募集イベントを実施する学校が、公立で44校、私立で33校あった。
今年度最後の集中日ということになろう。
公立は1月に入っても実施する学校も多いが、私立は年内終了で年明け実施は稀だ。すでに出願が始まっている学校が多いのでそうなるだろう。
年明けの説明会となると、1月11日(土)、18日(土)あたりが開催日としては最後になるだろう。
と、思っていたが、1月25日(土)、2月1日(土)に予定が入っている学校もある。
一体、高校側はここにどんな生徒を集めたいと考えているのだろう。
建前としては、最後まで迷っている受験生のために、情報収集の機会を設けるということになろう。
公立高校にはそういう責任もある。
だが、本音は募集困難に陥っている学校が一人でも多くの志願者を獲得したい。
私はこのような間際のドタバタ劇をなくしてもらいたいと思っている。
受験生が最後の最後まで出願校を迷うのは仕方ない、というか、当然だろう。
希望校調査や実際の出願倍率を見て、土壇場で変更するのも致し方ないと思う。
だから、そういうことではなくて、この期に及んで今まで行ったことない高校の説明会や相談会に初めて行ってみるという行動を言っているのだ。
なぜもっと早くから情報を集めなかったのだ。
いくらでもチャンスはあっただろうに。
受かる受からないは先の話として、受検する可能性のある学校の説明会にはすべて行っておく。
その中から、成績の伸び具合や倍率を考慮して、志願先を決めればいいではないか。
高校側も高校側だ。
ギリギリまで説明会をやるから、「まだいいや」という受検生が出てきてしまうのだ。
いっそ県教委の方で、3年生向け説明会は12月いっぱいまでと決めてほしいくらいだが、それでは各校の主体性を阻害することになる。
高校側としてもそこまで口出しされたくないだろう。
ここは自主規制で行こう。
まあ、どうしてもという受検生親子のために平日放課後に個別相談でもやってあげればそれで十分。
今年の説明会日程を調べてみると、2月1日に説明会を予定している学校が一校だけある。
てっきり1・2年生向けかと思ったが、そうではないらしい。
どのような意図があってここに設定したのか理解に苦しむ。
1月22日から県内私立高校の入試が始まる。
(22日~24日に集中)
多くの受験生が本番中なのに、わざわざそこに説明会をぶつけてくる学校もあるから、これも理解に苦しむ。
1・2年生のうちから進路に関心を持ち、高校について調べ始める。
機会があれば説明会や学校行事に行ってみる。
3年生の序盤から中盤にかけて(遅くとも11月まで)、受検候補校に一度は行っておく。
直前の作戦変更はあっていいが、慌てて情報を取りに行くのではなく、それまでに調べた中から選ぶ。
そして直前2~3か月は受験勉強に集中する。
そうすれば、平均点も合格最低点もちょっとは上がるんじゃないか。
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