こういうのなんて表現すればいいのか。
 生成AIの「副操縦士」君に考えさせたのがこれ。
 「巨象、ついに動く——浦和一女、塾説明会初開催」
 「静かなる名門、塾に語りかける日」
 「浦和一女、沈黙破る——塾説明会という新章」
 どれも大したことない。まだまだ学習が足らんな。

 浦和一女ホームページ 塾関係者の皆様へのお知らせ

 ホームページのトップに、期間限定のお知らせとして掲載されている。

 期日は、ちょっと遅くて11月15日(土)。
 時間は、塾の先生には早くて辛い9時30分から。
 今回は史上初で、急遽決まったと思われるので仕方ないが、次年度は時期はもっと早く、時間はもっと遅くしてもらおう。
 当日は第5回学校説明会(中学生向け)と同時開催である。
 中学生は体育館で、塾の先生は視聴覚室で。
 説明会後は授業見学ができる(私はこれが見たい)。

◆第1回調査で1.2倍を超えられるか
 最終的に定員を割るようなことはないが、人気は徐々に落ちている。
 学校人気のバロメーターは間もなく発表される第1回進路希望調査の倍率である。
 ここ10年の結果は次のとおりである。

【浦和一女 第1回進路希望調査倍率】
 H28年度 1.22
 H29年度 1.25
 H30年度 1.27
 H31年度 1.18
 R2年度  1.30
 R3年度  1.30
 R4年度  1.27
 R5年度  1.31
 R6年度  1.21
 R7年度  1.25

 ここ数年、第1回の普通科平均倍率は1.27~1.28といったところだから、決して高倍率校(人気校)とは言えない。
 私の関心は、いや、心配は、平成31年度の1.18倍以来、7年ぶりに1.1倍台に落ち込んでしまうのではないかということだ。
 公立伝統女子校がどんどん崩れて行く中で最後の砦とも言える浦和一女には最低でも1.2倍台に踏みとどまってもらいたいものだ。

◆なぜ人気がないのか
 決まっているではないか。
 女子校だからだ。
 
 昭和じゃあるまいし女子校など誰が好んで行くものか。
 が、これは一女だけの責任とは言えない。
 そういう風潮になったのだ。そういう世の中になったのだ。

 では、そんな時代に女子校はどうやって生き残るか。
 進学である。
 これが良ければ、男子がいない女子だけの生活も我慢できる。
 しかし、今の一女は東大も一人か二人しか出ないし、旧帝一橋東京科学も合計50人に届かない。早慶合計も3ケタに届かない。
 じゃあ大宮の方がいいじゃん。なんなら市立浦和でも。

 私立だったら「東大コース」や「医学部コース」を作って上位層を集めるところだが、公立はその手が使えない。
 ただ、名称はともかく実態としてそれを目指すようなカリキュラム構成やクラス編成は可能だろう。

◆女子校はがまんして入るところ
 私の持論ということにしてもらおう。
 「女子校は本当は行きたくないけど、がまんしてはいるところ」。

 なんでがまんするかと言ったら、そこがバリバリのエリート進学校だから。
 だったら男子がいなくても3年間くらいがまんしてやる。

 と、このように言うと、生徒たちはみんな満足して、毎日楽しくやってますよ。
 そうだろう。
 そりゃ、見てれば分かる。
 近いから毎朝毎晩一女生見てるし。

 昔ならいざ知らず、今の時代、女子校であることは魅力でもなんでもなく、むしろマイナス材料なのだ。
 でも、そのマイナスを補って余りある魅力がこの学校にはある。だからおいでよ。
 そういうことだ。

 ここまで書いた以上、私は参加する。
 一女まで徒歩5分。