2026年度(令和8年度)埼玉県公立入試の出願状況が発表された。
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令和8年度 埼玉県公立高等学校における入学志願者数
公立全日制の志願者総数は36.264人で倍率は1.05倍である。
前年同期倍率は1.11倍であった。
1月に発表された第2回希望調査(12月15日現在)では志願者総数は37.104人だったので、840人減少している。私立や通信制などに進路変更したと考えられる。
◆学科ごとの状況
学科ごとの志願者数及び倍率は次のとおりである。
●普通科 27.878人 倍率1.09倍
(昨年同期1.17倍 一昨年同期1.16倍)
●専門学科 6864人 倍率0.93倍
(昨年同期0.95倍 一昨年同期1.03倍)
●総合学科 1522人 倍率0.89倍
(昨年同期0.91倍 一昨年同期1.00倍)
倍率は、普通科、専門学科、総合学科すべて前年同期を下回っている。
特に、普通科倍率が大きく下がっている。これまでの希望調査の様子などから1.10を割るのは確実で、ことによったら1.05に近いところまで下がる可能性もありとみていたが、何とか1.09でとどまった。
◆学校ごとの状況
【普通科】
(1)倍率上位校
カッコ内は左側は昨年同期、右側は一昨年同期の倍率である。
01(01)市立浦和 1.96(1.96 1.82)
02(03)大宮 1.75(1.64 1.49)
03(16)川口市立・スポーツ科学
1.68(1.36 1.61)
04(02)川口市立 1.61(1.71 1.24)
05(08)浦和西 1.49(1.48 1.45)
06(04)浦和南 1.43(1.57 1.30)
07(06)川越 1.41(1.54 1.52)
07(22)所沢 1.41(1.33 1.51)
09(16)不動岡 1.35(1.36 1.38)
10(25)上尾 1.34(1.32 1.16)
10(05)浦和 1.34(1.55 1.46)
10(10)越谷南 1.34(1.47 1.43)
13(11)春日部 1.31(1.41 1.48)
13(34)和光国際 1.31(1.20 1.50)
15(27)所沢北 1.30(1.27 1.11)
16(20)越ヶ谷 1.29(1.34 1.55)
16(31)市立川越 1.29(1.24 1.51)
18(34)川越女子 1.26(1.20 1.32)
19(22)浦和一女 1.25(1.33 1.38)
20(11)杉戸 1.23(1.41 1.24)
20(07)大宮北 1.23(1.50 1.39)
22(08)川越南 1.21(1.48 1.41)
23(57)朝霞西 1.20(1.08 1.20)
24(30)越谷北 1.18(1.26 1.17)
24(20)南稜 1.18(1.34 1.34)
26(37)川口東 1.17(1.19 1.14)
26(63)熊谷 1.17(1.05 1.08)
26(71)熊谷西 1.17(1.02 1.24)
26(72)新座柳瀬 1.17(1.01 1.13)
26(16)蕨 1.17(1.36 1.51)
31(44)坂戸 1.15(1.14 1.18)
32(72)熊谷女子 1.12(1.01 0.95)
33(63)岩槻 1.11(1.05 1.18)
33(16)大宮南 1.11(1.36 1.10)
33(26)川口 1.11(1.29 1.40)
36(37)伊奈学園 1.10(1.19 1.18)
36(68)川越西 1.10(1.04 1.00)
38(52)所沢西 1.09(1.10 1.24)
38(68)三郷北 1.09(1.04 1.03)
以上、1.09倍(普通科全県平均)以上の39校である。
市立浦和は前年同期に続いて普通科トップ。2倍超えはなかったが引き続き高倍率。
大宮・普通は(1.49→1.64→1.75)と確実に上げている。トップ10の中で倍率を上げているのは大宮のほかは川口市立・スポーツ科学、所沢ぐらい。あとは僅かな上昇か現状維持が精いっぱいで、中には下げている学校もある。ただ、それでも順位が下がらないのは、全体が落ち込んでいるためだ。
浦和南はトップ10の常連校として定着しそうだ。サッカーなど運動部が盛んで元々人気の高い学校だが、この先、学校選択問題採用校に名乗りを上げ、進路・学習面でのブランド確立を目指すのかどうか、個人的にはそこに関心を寄せている。
大宮北は昨年の反動もあったか。ただ、ちょうどこのレベルの学校が私立の攻勢を受けやすいはずなので、その影響も考えてみなければならない。
杉戸も昨年の反動があったと考えられるが、それでも1.2倍台かつ全県20位以内につけているので人気は本物になりつつある。
所沢が倍率、順位ともに大きく上げているが、常にこのあたりにいても不思議ではない学校だろう。
(2)地域ごとの状況
以下、東西南北の地域ごとにまとめてみた。
学校名左の数字は県全体での順位である。
【東部】
09(16)不動岡 1.35(1.36 1.38)
10(10)越谷南 1.34(1.47 1.43)
13(11)春日部 1.31(1.41 1.48)
16(20)越ヶ谷 1.29(1.34 1.44)
20(11)杉戸 1.23(1.41 1.24)
24(30)越谷北 1.18(1.26 1.17)
38(68)三郷北 1.09(1.04 1.03)
40(63)鷲宮 1.08(1.05 1.06)
43(61)越谷東 1.07(1.07 1.07)
46(57)春日部東 1.04(1.08 1.10)
53(63)春日部女子1.02(1.05 1.19)
53(32)草加東 1.02(1.21 1.14)
56(32)草加南 1.01(1.21 1.06)
60(80)越谷西 1.00(0.95 0.95)
60(44)草加西 1.00(1.14 0.95)
62(43)庄和 0.99(1.16 1.20)
62(48)草加 0.99(1.11 1.03)
66(47)松伏 0.97(1.12 1.01)
69(81)八潮フロンティア 0.94(―)
71(68)宮代 0.93(1.04 0.95)
75(62)白岡 0.91(1.06 1.00)
75(89)蓮田松韻 0.91(0.78 0.73)
77(101)松伏・情報ビジネスコース
0.90(0.43 1.08)
82(54)久喜 0.85(1.09 1.03)
86(92)栗橋北彩 0.83(0.72 0.78)
86(91)羽生第一 0.83(0.75 0.91)
97(96)三郷 0.61(0.67 0.94)
不動岡は大きく上がることはないがその逆もなく安心して見ていられる。それはいいが、1.4倍台、1.5倍台の学校が出てきても良さそうだ。期待できそうなのは越ケ谷、越谷北、越谷南の越谷勢か。現状定員割れの久喜はこれまでの例だと最終的には1倍を超えるのだが0.85倍からのばん回は難しいか。再編による新校・八潮フロンティアは、あと僅かで1倍超え。ビジネス探究科は好調なのでもうひと踏ん張りして両科そろって1倍超えを狙いたいところだろう。
【西部】
07(06)川越 1.41(1.54 1.52)
07(22)所沢 1.41(1.33 1.51)
13(34)和光国際 1.31(1.20 1.50)
15(27)所沢北 1.30(1.27 1.11)
16(31)市立川越 1.29(1.24 1.51)
18(34)川越女子 1.26(1.20 1.32)
22(08)川越南 1.21(1.48 1.41)
23(57)朝霞西 1.20(1.08 1.20)
26(72)新座柳瀬 1.17(1.01 1.13)
31(44)坂戸 1.15(1.14 1.18)
36(68)川越西 1.10(1.04 1.00)
38(52)所沢西 1.09(1.10 1.24)
40(54)豊岡 1.08(1.09 1.33)
45(22)志木 1.06(1.33 1.37)
46(79)所沢中央 1.04(0.96 1.01)
46(54)富士見 1.04(1.09 1.12)
53(37)入間向陽 1.02(1.19 1.14)
66(48)松山女子 0.97(1.11 1.03)
69(15)朝霞 0.94(1.37 1.16)
71(78)坂戸西 0.93(0.97 1.14)
77(88)ふじみ野 0.90(0.82 0.94)
83(52)小川 0.84(1.10 1.03)
83(63)飯能 0.84(1.05 0.99)
86(82)狭山清陵 0.83(0.91 1.03)
90(85)川越初雁 0.81(0.90 0.82)
90(77)新座 0.81(0.98 0.93)
92(85)松山 0.79(0.90 1.01)
93(90)日高 0.76(0.76 0.90)
96(87)鶴ヶ島清風0.66(0.84 0.78)
100(92)越生翔桜 0.42(0.72 0.73)
101(97)日高・情報コース
0.40(0.65 0.53)
学力上位の学校が倍率でも上位を占めている。
川越南の落ち込み具合が激しいのでやや心配だ。それと、朝霞の落ち込み方も尋常ではない。去年の反動(隔年現象)も考えられるが、それにしても下がり過ぎ。
松山は下から数えたほうが早い。松山女子は現時点では定員割れだが最終的には1倍を超えるだろう。だが松山は厳しい。
【南部】
01(01)市立浦和 1.96(1.96 1.82)
02(03)大宮 1.75(1.64 1.49)
03(16)川口市立・スポーツ科学コース
1.68(1.36 1.61)
04(02)川口市立 1.61(1.71 1.24)
05(08)浦和西 1.49(1.48 1.45)
06(04)浦和南 1.43(1.57 1.30)
10(25)上尾 1.34(1.32 1.16)
10(05)浦和 1.34(1.55 1.46)
19(22)浦和一女 1.25(1.33 1.38)
20(07)大宮北 1.23(1.50 1.40)
24(20)南稜 1.18(1.34 1.35)
26(37)川口東 1.17(1.19 1.14)
26(16)蕨 1.17(1.36 1.51)
33(63)岩槻 1.11(1.05 1.18)
33(16)大宮南 1.11(1.36 1.10)
33(26)川口 1.11(1.29 1.40)
36(37)伊奈学園 1.10(1.19 1.18)
43(57)上尾南 0.46(1.08 1.05)
46(40)浦和北 1.04(1.17 1.14)
46(48)大宮武蔵野1.04(1.11 0.87)
46(27)与野 1.04(1.27 1.30)
52(27)川口北 1.03(1.27 1.52)
56(48)大宮光陵 1.01(1.11 1.08)
56(13)鳩ヶ谷 1.01(1.38 1.20)
62(13)浦和東 0.99(1.38 1.17)
68(57)川口青陵 0.96(1.08 0.94)
73(76)上尾鷹の台0.92(0.99 0.98)
73(72)桶川 0.92(1.01 0.99)
77(40)大宮東 0.90(1.17 0.93)
83(99)桶川西 0.84(0.63 0.36)
86(34)大宮光陵・外国語コース
0.83(1.20 1.08)
99(102)上尾橘 0.46(0.39 0.63)
全県6位までを南部が占めているが、人口の多さを考えれば当然だ。
定員割れには至っていないが川口北の落ち込みが尋常ではない。蕨も数字的には何とか維持できているかに見えるが、こちらも確実に下がっている。落ち込み方が激しいという点で言うと、与野あたりもかなり気になるところだ。
【北部】
26(63)熊谷 1.17(1.05 1.08)
26(71)熊谷西 1.17(1.02 1.24)
32(72)熊谷女子 1.12(1.01 0.95)
40(40)本庄 1.08(1.17 1.14)
56(46)深谷第一 1.01(1.13 0.99)
65(100)北本 0.98(0.61 0.77)
80(82)秩父 0.89(0.91 0.97)
81(72)鴻巣 0.86(1.01 1.07)
94(94)深谷 0.75(0.71 0.99)
95(82)妻沼 0.67(0.91 1.04)
98(95)鴻巣女子 0.49(0.70 0.92)
102(97)児玉 0.34(0.65 0.91)
熊谷、熊谷女子は定員減もあって一息ついた感はあるが、それでも北部全体では12校中、7校が定員割れ状態と厳しい状況が続いている。
北本も定員減(160→120人)の効果もあり0.98倍までこぎつけた。あと2人で1倍に到達する。
以上、普通科に関するまとめである。
専門学科、総合学科については次の記事とするが、普通科と関連の深い外国語科と理数科についてのみ、簡単にまとめておく。
【外国語科】
南稜 1.43(1.18 1.48)
越谷南 1.38(1.48 1.40)
蕨 1.25(1.50 1.40)
春日部女子1.10(0.85 1.58)
草加南 0.95(1.15 1.08)
坂戸 0.83(1.13 0.93)
【理数科】
大宮 2.48(2.65 2.55)
所沢北 1.80(2.05 1.30)
川口市立 1.63(1.38 1.65)
越谷北 1.60(2.10 1.48)
大宮北 1.18(2.35 2.15)
松山 1.05(1.45 1.58)
熊谷西 0.90(0.78 1.48)
【国際関係】
岩槻・国際教養 1.23
和光国際・国際 1.20(1.24 1.57)
秩父・国際教養 0.33

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