昨日は猛烈に原稿を書きまくった。
 400字詰め換算で25枚程度。
 締め切り前にコツコツと書き溜めておけばいいものを間際になってやっつけようとするから、そういうことになる。
 筋肉を使った身体的な疲れならすぐに眠りにつけるが、脳みそを使った仕事は疲労感はあるもののなかなか寝付けず、睡眠不足というおまけが付いてくる。
 今日はそういう状態。

 なので軽い話題でこの場を凌ぐ。

◆「うん」とか「うんうん」という返事はないんだよ
 小さいころ、返事は「うん」じゃなくて「はい」でしょうって、親に教わったものだ。
 先生より親に言われた。
 たぶん、今でもそう変わらんのではないかと思う。
 やっぱり、返事は「はい」に決まっている。

 しかし、学校の先生は意外とこれが多いんだな。
 たぶん本人気づいてないと思うが。

 「お伺いするのは午後の方がよろしいですか」
 先生「うん、まあどちらかと言うと・・・」
 「では、午後2時ごろでよろしいですか」
 先生「うん、その時間なら・・・」
 「ちなみに車で伺っても大丈夫ですか」
 先生「うん、問題ないと思いますよ」

 と、まあ、どうってことない会話なのだが、私、もうじき73歳、先生、教員歴10年で30代前半。
 仮にもこっちが年配者なのだから、いくら業者と先生との会話とはいえ、こりゃあないだろう。

 これがサラリーマン社会だったら、上司に厳しく注意されるんだろうが、民主主義が極度に発達した先生社会では上から注意する人がいない。
 と言うか、ベテランほど「うん」「うんうん」を連発している。
 みんなで使っているから誰も気が付かない。

◆対生徒ならセーフか
 相手が生徒だったら、セーフかなとも思う。
 しかし、相手大人だからな。まして年上。
 
 まあ自分を振り返ってみても、先生という職業は外部の大人と対等な立場で相対する機会が極端に少ないからね。
 仕方ないか。
 と、比較的寛大なのは、その世界の事情を多少なりとも知っているからで、そうじゃない大人たちは、何と尊大な、何と無礼なと、さぞ不愉快な思いをしていることだろう。

 管理職の先生方。
 さすがに皆さんは外部との接点が多いのでそんなことはないが、一般の先生方にはそれとなく注意してもらいたいね。
 「うん」が許されるのは、家族と友達。
 職員室では同世代、後輩ならOK、先輩ならNG。
 生徒はぎりぎりセーフだが、保護者はNG。
 外部には年齢、立場関係なく基本NG。

 ほとんどの「うん」は「はい」に置き換えられるから、試してみて。