埼玉県内私立高校の入試要項が発表された。
埼玉の私立高校、全日制は1万7156人を募集…前年度より135人減 通信制は35人増の2070人 26年度の入試要項、県が発表 私立中学は1校増加し3798人 中等教育学校では60人増の360人(9月13日 埼玉新聞)
以下は、埼玉県学事課HPへのリンクである。
令和8年度埼玉県私立中学校入試要項
◆浦和学院中学校が開校
令和8年4月開校の浦和学院中学校(仮称)が初の募集を行う。
募集人数は100人。
これで、募集を行う県内私立中学校は31校となった。
県内で募集人数が多いのは次の中学校である。
開智 360人
栄東 240人
立教新座 200人
西武文理 175人
春日部共栄160人
淑徳与野 160人
獨協埼玉 160人
星野学園 160人
大宮開成 150人
昌平 130人
開智未来 120人
埼玉栄 120人
城北埼玉 120人
細田学園 120人
100人以上の募集(内部進学含む)を行う学校はほぼ半数で、それ以外の学校は70~80人程度の募集となっている。
◆城西川越高校など募集減
募集を行う全日制高校は47校。
全日制全体の募集人員は前年より135人少ない1万7156人(内部進学2924人含む)。
募集減となるのは次の3校。
大妻嵐山 40人減(180人→140人)
城西川越 15人減(260人→245人)
本庄第一 80人減(430人→350人)
◆通信制は35人増
通信制は11校が募集する。
通信制全体の募集人員は前年より35人多い2070人。
募集増するのは武蔵野星城(140人→175人、+35人)。
募集減となる学校はない。
◆試験は1月22日解禁
試験は1月22日から始まる。
来年は木曜日だ。
私立学校間の申し合わせによる、いわゆる解禁日であるから、募集を行うほとんどの私立高校は、この日と、その後2日間(23日と24日)に試験を設定している。
試験の種別(単願や併願など)は異なるにしても何らかの試験を実施する。
1月22日と、それに続く2~3日間は受験生にとって本番である。
塾の先生方にとっても同様。
だが、一部の公立の先生にとって「22日。はて、何の日でしたっけ?」
いや、だからさ、皆さんにとって大事な大事な受験生がいよいよ本番試験を迎える日だよ。
分かってると思うが、受験生にとって試験は私立入試と公立入試でワンセットだから。
にもかかわらず、この時期に説明会や相談会を平気でぶつけてくる公立高校が後を絶たない。
もちろん、22・23・24日あたりが私立高校入試集中日だということを承知の上で作戦的に説明会等を設定するのは構わないが、私立入試日程(他都県を含む)を完全無視するのは受験生ファーストになっていないので、やめてほしい。

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