連日調査、統計等にもとづく記事を書くのは困難である。
 これは単純に時間の問題。
 学校訪問や締め切りの迫った原稿書きなどがあると調べ物をしている時間がなくなる。

 という言い訳をしておいて、今日の話題に入る。

 どうやら高市ブームのようである。
 ここ最近の総理大臣を見ても、石破ブーム、岸田ブーム、菅ブームといった現象は起こらなかったと思う。
 安倍ブームはどうだったのか、であるが、第一次政権が始まったのが19年前、第二次政権でも13年前なので、当時の世相は忘れてしまった。

 高市政権になってから株価は上がった。
 そして驚くのは自民入党希望者が急増し 20日間で2万件超の申し込みがあったことだ(新聞報道による)。
 口の悪い人は「ファンクラブじゃないんだよ。なんか勘違いしているやつ多いな」などと言っているらしい。
 そう。たしかに軽い。
 タレントじゃない。政治家なんだよ。それも総理大臣。

 で、そういう冷静な方、冷めた方、冷ややかな方(全部一緒か)に言っておきたい。
 実はそれでいいのだ。
 その・・つまり・・、ファンでいい。

 最初はファンでいいのだ。
 しかし、そのうちの一定割合が理解者になる。
 そしてさらに、そのうちの何人かが支持者になり、最後は協力者・支援者になる。
 いきなり手を貸してくれたり、金を貸してくれたりはしないのだ。
 
 だからスタートはファンづくり。
 学校も同じ。
 と、そこまで断定はしないが、非常に似たところがある。
 政治家の哲学や政策が急には分からないのと同じで、学校のポリシーや方針もただちには分からない。入ってみてようやく分かる。おぼろげに分かる。
 そんなものだ。

 だからまず、ファンになってもらおう。
 理解はぼちぼちでいい。
 と言うか、好きになってもらわないかぎり、理解しようなんて思ってもらえないじゃないか。
 ファンづくりは大事だよ。