浦和一女公式Instagramのフォロワー数が、開設2週間で1000人に迫ろうとしている。
現在、県内公立は80数校が公式Instagramを開設しているが、フォロワー1000人は一つの壁で、なかなか超えられない学校も多い中、たった2週間、しかも投稿数4件でここまで伸ばしてきたのは流石だ。
在校生やその保護者、卒業生など身内がフォローしてくれれば、すぐに1000くらい行きそうだが、そう簡単ではない。だから4割の学校はフォロワー4ケタが達成できていない。
むろんフォロワー数を増やすことが目的ではないのだが、この初速のスピード感は運営担当者にとって励みとなるだろう。
浦和一女 公式Instagram
浦和一女の学校ホームページには、3日前、次のような記事が掲載された。
11月15日の塾説に参加した塾の先生方のブログやyoutube動画などを紹介している記事だ。
私のブログも紹介してくれた。
そのおかげもあって、休み時間のことなどを書いた記事は、1万5000PVまで伸びている。
塾や個人が学校紹介の記事や動画を作り発信する。
それを見て、学校が、「○○で取り上げられました」とホームページなどで紹介する。
すると今度は、紹介してもらった塾や個人が、学校ホームページで取り上げられましたとアナウンスする。
こうしたキャッチボール、というか双方向的なやり取りを通じて、両者とも読者や視聴者を増やして行く。
◆謎のベールに包まれた女子高校
女子高校は絶滅危惧種、とまでは言えないが希少種だ。
女子校で教育を受け、その良さを体験的に知る人が、どんどん減っている。
今の保護者世代、あるいは小中の先生や塾の先生世代には、自らの体験をふまえて女子校の良さを語れる人が急激に減っている。私立高校で学び、その良さを体験的に語れる親や先生が増え続けているのと対照的だ。
昔は両親ともに公立出身という家庭はいくらでもあった。
お父さんが男子校で、お母さんが女子校というのも、めずらしくなかった。
だが、今はよほど探さないといない。
爺ちゃん婆ちゃんが一緒に入れば、辛うじて「女子校(男子校)は良かった」と言ってくれるかもしれない。
そんな状態だ。
女子校は謎のベールに包まれた存在だ。
聞いても教えてくれる人がいない。
そのような状況であるから、共学校以上に、情報発信が重要なのである。

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