日頃、子供たちに向かって、「受験では、体調管理も勝負のうち」などとほざいている、もとい、のたまっている先生方。
 自身の体調管理は大丈夫か。
 言ってる当人が真っ先に風邪でも引いたんじゃ、シャレにもなるめえ。

 と言って、こういうのは、どんなに気をつけていたって、かかる時はかかるんだよ。
 で、そんな時、自分ならどうするか。

 今から11年ほど前、2014年12月のブログに書いている。
 内容を要約すると次のとおりだ。
 (なお、当然ながらコロナ以前である)

 以下、要約
 受験シーズン到来。中学生向け新聞には「手洗い、うがいの励行を」と書き連ねる私だが、実を言えば、自分ではやっていない。どうにも面倒くさいのだ。
 幸いにもインフルエンザとは数十年来無縁で、予防接種すら受けたことがない。これは単なる「幸運」だろう。
 しかし、普通の風邪には年に一度や二度は捕まる。そんな時の私の対処法は、いささかワイルドだ。
 喉が痛めば、薬用うがい液ではなく「粗塩」を溶かした水でガラガラとやる。あの粒の大きな塩が喉に沁みる感覚こそが、「戦っている」という実感を与えてくれる。
 熱が出ても、中小企業の経営者に病休などという甘美な言葉はない。昼間は市販の解熱鎮痛剤で無理やりエンジンを回し、夜はこれでもかと飯を食う。熱があっても食欲が衰えないのが強みだ。
 仕上げは、熱い風呂に飛び込むことだ。水分をたっぷり摂って、熱い湯に浸かり、そのまま頭から布団を被って泥のように眠る。夜中に何度も着替えが必要なほど汗をかけば、「おう、良くなってきているぞ」という妙な満足感とともに、翌朝には体が軽くなっている。
 医者の知り合いからは「いい歳をして無茶をするな」と呆れられ、部分的には「危険だ」と釘を刺されることもある。だが、我流の回復プロセスそのものは「大筋で合っている」という言質も取った。
 若い頃からの習慣というものは、理屈では変えられない。今年の冬もまた、医学的根拠よりも己の「実感」を信じ、荒っぽいやり方で乗り切るつもりだ。
 以上、要約 

 当時、63歳。いま、74歳。
 同じやり方が通じるとも思えないが、基本姿勢は変わらんね。
 なぜなら、風邪を治すとしたら、それは自分自身の免疫力、自然治癒力に頼るしかないからだ。

 風邪には対症療法しかない。
 これは医学的に正しい。
 風邪の直接的な原因であるウイルスの増殖を止め、死滅させる「根本的な治療薬」は現時点で存在しない。
 したがって、自分の免疫がウイルスとの戦いに勝利するまで、つらい症状を和らげて体力の消耗を防ぐことが唯一の治療となる。
 注射も、薬も、あれは風邪を治してるんじゃない。
 戦っているのは本人で、それをガンバレガンバレと応援しているようなもの。
 まあ、応援はたしかに力にはなるが、どんなに声援を送ったって、本人弱くちゃ試合には勝てん。

 さて、ここから残念なお知らせだ。
 私は、インフルもコロナも全部乗り越えてきた。
 風邪だって、罹ったのは10年前が最後。
 と言いたいところだが、実は昨シーズンも「風邪をひいてしまったブログ」を書いている。
 この先は年中行事化しそうである。
 
 そうなると。
 風邪で体力が弱ったところで、他の病に襲われる。
 いろいろな病気を併発し、自然治癒力による回復は不可能となり、遂には入院となる。
 動かなので筋肉量が激減する。
 刺激のない生活により記憶も怪しくなってくる。
 とうとう「このブログ記事書いたの、あなたですよ」と言われても、「ちょっと何言ってるか分かんない」状態となる。