オンライン彩の国進学フェアにおいて「埼玉県公私立入試ワンポイント解説」を担当した。
以下、要旨を記録しておく。
ワンポイントの要旨というのも変なものだが、文字にして残しておこうと思った。
1 無風の入試から異例の入試へ
令和3年度入試は変更事項が少ない、いわば無風入試になる見込みだった。
が、コロナの影響を受け、かつてない異例の入試となった。
2 新型コロナの入試への影響
(1)学校の臨時休校長期化により授業進度が遅れた。
(授業の遅れと学習の遅れとは必ずしもイコールではないが)
(2)フェア・説明会等の中止・延期により情報収集に遅れが出た。
3 授業(学習)の遅れへの対応
(1)長期休業の短縮や土曜授業で遅れの回復を図っている。
(2)入試出題範囲の縮小で受験生の負担軽減を図った。
(入試に出なくても中学の範囲は中学のうちにマスターしておくことが必要)
4 情報収集について
必要な情報は大きく二つある
(1)入試に関わる情報
(2)学校に関する情報
5 入試(公立)に関わる情報の所在
2つのWEBサイトをチェックすればいい。
(1)埼玉県教育委員会
(2)埼玉県立総合教育センター
埼玉県立総合教育センターは、県教委の一部署だが入試に最も深い関りを持つ機関である。
6 すでに発表済みの公立入試情報
(1)入試日程
(2)生徒募集人員
(3)出題方針、出題範囲
(4)入試要項・要領
(5)各校選抜基準
(6)入試Q&A
公立入試に関しては、必要な情報は全て発表済で、今後新たな情報はない。
強いて言えば、2回行われる進路希望調査結果(倍率など)が今後注目される情報だ。
7 学校説明会への対応
(1)人気校は、10月分は予約終了
(2)通常予約開始は1か月前
(3)各校HPをこまめにチェックする
(4)1月まで実施する学校も多い
(5)キャンセルは必ず連絡
(6)土曜公開授業なども利用する
(7)オンライン説明で実際に行くべき学校を絞り込む。
以上、約15分のプレゼンで話したこと。
※追記(10月8日)
今ならココで実際の動画が見られます。
オンライン彩の国進学フェア~埼玉県公私立入試ワンポイントアドバイス~
長い動画ですが、該当箇所は「3:15:15~3:30:15」あたり。
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