この夏初めての高校野球ネタ。準決勝は「春日部共栄VS花咲徳栄」と「山村学園VS大宮東」。近年の実績から見れば、「春日部共栄VS花咲徳栄」の勝者が優勝というのが順当なところ。

 ◆春日部共栄:夏の甲子園は過去5回出場(平成3・5・9・17・26)。平成5年は準優勝。県内大会は秋季・春季とも優勝で今ところ県内無敗。
 ◆花咲徳栄:夏の甲子園は過去6回出場(平成13・23・27・28・29・30)。平成29年は県勢初の全国制覇。今季は、秋季ベスト16、春季ベスト8。
 
 話題性があるのは「山村学園VS大宮東」の勝者が優勝した場合。
 4校のうち山村学園だけが甲子園出場経験がない。元女子校であった同校は野球部創部も平成20年と若い。秋季ベスト8、春季ベスト4と今季の実績だけで言えば花咲徳栄よりも上。
 大宮東が優勝すれば、平成2年以来29年ぶり2度目となる。公立勢としては平成10年記念大会の滑川(現滑川総合)以来21年ぶり。平成5年の選抜では全国準優勝を果たしている。今季は、秋季が南部地区予選初戦敗退(VS慶応志木)、春季も県大会初戦敗退(VS東京農大三)だから、まったくノーマークの存在。

 野球ネタついでに、他のスポーツの結果も見ておこう。全国高校総体(インターハイ)が九州(鹿児島県など)で始まっている。
 今回は主な団体競技及び団体種目にしぼり、学校単位で見て行く。
 ◆埼玉栄:バレーボール(男)、バスケットボール(女)、ハンドボール(女)、ソフトボール(女)、バドミントン(男女)、柔道(男女)、卓球(男)、体操(男)
 ◆浦和学院:ハンドボール(男)、テニス(男)
 ◆正智深谷:バスケットボール(男)、卓球(女)
 ◆花咲徳栄:空手(男女)、レスリング
 ◆埼玉平成:ソフトテニス(男女)
 ◆西武台:サッカー
 ◆細田学園:バレーボール(女)
 ◆星野:ソフトボール(女)
 ◆浦和麗明:テニス(女)
 ◆立教新座:剣道(男)
 ◆淑徳与野:剣道(女)
 ◆東京成徳大深谷:弓道(女)
 ◆大宮開成:アーチェリー(男女)
 ◆県立浦和:弓道(男)
 ◆県立ふじみ野:体操(女)

 やはり埼玉栄が群を抜いている。これに陸上、水泳など個人も加わる。
 公立は団体競技、団体種目では苦しい。特に今年は大会規模の縮小ということで団体2枠という競技・種目がなくなったので、一層厳しい結果となっている。

 記録マニアであるらしい私は、夏の間、ここをチェックしている。
 南部九州総体 競技日程・記録