明日のオンラインイベントの準備があるので、本日は短め。
今日は主に高校の先生方向けだ。
皆さん、忘れているかもしれないが(いや、忘れてるわけないよな)、WEBサイトやSNSはコミュニケーションツールなわけだ。
一方的に発信できるだけでなく、受信もできる。
つまり、言い古されているが双方向ってことね。
だが、受信に力を入れている学校はまだまだ少ない。
その証拠にと言うべきか、学校HPに「お問い合わせ」の機能を設けていない学校が多い。
たしかに、この「お問い合わせ」機能というのは面倒なもので、このブログにも設置してあるが、くだらん営業メールみたいなものが山ほど入ってくる。
私はかなりの頻度で各校HPを閲覧しているが、結構疑問に思ったり、あるいは間違いを発見したりということがある。
校長や教頭が知り合いなら直接電話することもあるが、そうではない場合は、わざわざ電話するのもどうかな、と遠慮がちになる。
そういうときに「お問い合わせ」があれば便利だといつも思っているが、それがない(学校が多い)。
最近は、説明会や相談会はWEBサイトからの事前申し込みが一般的になっているが、その際、説明会で聞いてみたいことなどを書いてもらうと参考になると思うが、そういう機能もない。
別に難しい話ではなく、やればできるのだが、そういうことに積極的な学校はない(少ない)。
学校が発信すべき情報は二種類ある。
一つは、学校側として知らせたい情報である。
これは大事。
広告の機能と一緒で、新しく何かを始めたり、何か変更したりというのは当事者が自ら発信しない限り、永遠に伝わらない。
自らHPで発信したり、新聞やテレビで取り上げられることで、人々は初めて事実を知る。
だから、ここに力を入れるのは全然間違っていない。
もう一つは、受験生や保護者が知りたい情報だ。
知らせたい情報と知りたい情報がいつも一緒であるとは限らない。
両者に大きな乖離があると有効な広報活動はできない。
よって、学校側は、常に、受験生や保護者が何を知りたがっているかに注意を払わなければいけない。
そこで必要になってくるのが、受信機能ということだ。
受信が正確に行われれば、間違った発信をすることがなくなる(少なくなる)。
ボールは相手が構えているところに投げてあげましょう。
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