令和5年度(2023年度)埼玉県高校入試、第1回進路希望状況調査(10月1日現在)の結果が発表された。
詳細データは県教委ホームページへ。
令和5年3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査(令和4年10月1日現在)
受験生の皆さんはじめ、多くの方の関心は各校倍率にあると思われるので、まずはそこから。
◆全日制全体の倍率
普通科・専門学科・総合学科を合わせた全体倍率は1.18倍で、前年同期(1.18倍)と同じである。
◆学科別の倍率 カッコ内は前年同期
普通科 1.28倍(1.28)±0
専門学科 0.87倍(0.89)-0.02
総合学科 0.91倍(0.95)-0.04
専門学科をさらに詳しく見ると次のとおり。
農業 0.88倍(0.91)-0.03
工業 0.83倍(0.92)-0.09
商業 0.69倍(0.72)-0.03
家庭 1.18倍(1.06)+0.12
看護 1.05倍(1.60)-0.55
外国語 1.00倍(1.02)-0.02
美術 1.64倍(1.40)+0.24
音楽 0.55倍(0.47)+0.08
書道 0.53倍(0.58)-0.05
体育 0.95倍(0.96)-0.01
理数 1.56倍(1.62)-0.06
福祉 0.48倍(0.51)-0.03
人文 0.25倍(0.48)-0.23
国際文化 1.00倍(0.50)+0.5
映像芸術 1.38倍(1.83)-0.45
舞台芸術 1.10倍(0.93)+0.17
生物環境 1.39倍(0.80)+0.59
◆普通科倍率上位校
カッコ内左側は前年同期、右側が前前年同期の倍率である。
定員減の学校は40人減と記した。
川口市立 3.66倍(3.34・3.06)
市立浦和 3.30倍(3.53・2.73)
市立川越 2.95倍(3.95・4.34)
越谷南 2.24倍(1.92・2.04)
上尾 2.16倍(1.85・2.26)
大宮 2.13倍(1.99・2.19)
川越南 2.12倍(2.32・2.45)
浦和西 2.10倍(2.32・2.34)
越ケ谷 2.01倍(1.98・2.23)40人減
鳩ケ谷 1.93倍(2.00・1.73)
浦和南 1.86倍(1.82・1.54)
所沢 1.84倍(1.65・1.50)
所沢北 1.73倍(1.99・1.84)
大宮北 1.70倍(1.67・1.97)
蕨 1.68倍(1.84・1.94)
和光国際 1.66倍(1.67・1.58)
川口市立 1.63倍(1.39・1.28)
(スポーツ科学)
熊谷西 1.62倍(1.51・1.96)
南稜 1.62倍(2.00・1.97)
浦和 1.58倍(1.31・1.28)
浦和北 1.55倍(0.98・1.31)40人減
浦和東 1.53倍(1.37・1.30)
川越 1.51倍(1.54・1.38)
川口 1.47倍(1.40・1.47)40人減
与野 1.47倍(1.59・1.42)
入間向陽 1.45倍(1.60・1.56)
伊奈学園 1.44倍(1.36・1.34)
越谷北 1.43倍(1.83・1.63)
越谷西 1.43倍(1.54・1.34)
深谷第一 1.43倍(1.69・1.45)
草加東 1.41倍(1.35・1.48)
志木 1.35倍(0.93・1.21)40人減
坂戸 1.33倍(1.21・1.34)
浦和一女 1.31倍(1.27・1.30)
八潮南 1.30倍(1.27・1.28)
鴻巣 1.29倍(1.35・1.46)
川越女子 1.28倍(1.45・1.39)
不動岡 1.28倍(1.23・1.38)
岩槻 1.26倍(0.92・0.88)
大宮光陵 1.25倍(1.41・1.31)
以上が上位40校。
その他では、春日部0.99倍(1.06:0.96)、熊谷女子0.99倍(1.05:1.05)、熊谷0.99倍(1.04:0.87)、川口北1.16倍(1.01:1.02)など。
◆普通科定員割れ校(コース)
普通科107校(コース含む)のうち、63校(同)が1.00倍以上であるが、44校(同)は1.00倍以下で、現時点では定員割れ状態である。
定員割れの割合は44.1%。
定員割れ校のうち、0.50倍以下であるのは、児玉0.48倍、三郷0.46倍、富士見0.43倍、八潮(体育コース)0.43倍、越生0.41倍、上尾橘0.40倍、妻沼0.40倍、鳩山0.39倍、日高(情報コース)0.35倍、蓮田松韻0.32倍の13校(コース含む)である。
◆専門学科・総合学科倍率上位校
●大宮光陵・美術 2.55倍(1.55・2.50)
●越谷総合技術・情報技術
2.35倍(1.65・1.93)
●大宮・理数 2.20倍(2.55・2.55)
●川口市立・理数 1.93倍(2.18・1.98)
●芸術総合・美術 1.93倍(1.98・1.50)
●新座総合技術・デザイン
1.85倍(0.95・0.65)
●越谷総合技術・食物調理
1.83倍(1.55・2.20)
●川越工業・デザイン
1.80倍(1.83・1.73)
●杉戸農業・生物生産技術
1.70倍(1.78・1.80)
取り急ぎ倍率のみの報告である。
引き続き詳しい分析結果等も掲載する予定である。
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