女子ゴルフ、渋野日向子選手(20)が全英女子オープン優勝。快挙と言っていいだろう。
若さと笑顔もいいが、個人的に喜ばしいのは名前だ。今や絶滅が危惧されている「子の付く名前」というところがいい。
クラス名簿に「子の付く名前」が一人も発見されないことも珍しくなくなった時代に「日向子さん」の活躍。これを喜ばずにいられるだろうか。
私は、昭和の終わりに生まれた我が娘二人に「子の付く名前」を付けてしまった。伝統を重んじたわけだが、今や少数派に転落、どころか絶滅の危機に瀕している。彼女らは名乗った瞬間、「古くさ」「ダさ」、「年寄り」などと言われてきただろう。ところがどっこい、平成生まれにも「子の付く名前」は生きていたのである。そういう意味でこの度の快挙は喜ばしい。
2日前、富山県で生後11か月の幼児が車の中に置き去りにされ(忘れ去られ)死亡するという痛ましい事故があった(事件と言うべきか)。幼児の名前は「心湊(ここみ)」ちゃん。
2月に野田市で起きた父親による虐待死事件は「心愛(みあ)」さん。昨年の目黒の虐待死事件は「結愛(ゆあ)」ちゃん。
結局、こういう名前を付けるような親なんだよな。
と、名前に関わる話を昨日書こうと思ったのだが、よくよく考えてみれば、「心」が付こうが、簡単には読めない名前だろうが、周囲に愛されすくすくと成長している子供は大勢いるし、むしろそっちが普通だ。
この話は止めておこう。
そう思っていた矢先のニュースだけに、「子の付く名前」に寄り過ぎの内容になったかもしれない。
渋野選手の所属先はRKS山陽放送とあった。見たことないテレビ局。というか、埼玉県で言えばテレビ埼玉みたいたものだから岡山県じゃないと見られない。なんか、こういうローカルなところもいい。渋野選手は岡山県の私立・作陽高校出身だから、地元選手を地元テレビが応援しているわけだね。
クラブなどは「PING」を使用しているようだが、プレー中に食ってる駄菓子の方が一躍脚光を浴びてしまった。こちらは山梨県中央市にある「よっちゃん食品工業」の「タラタラしてんじゃねーよ」という魚肉を原材料とした駄菓子。Amazonや楽天で一気に注文がふえるだろうが、普通にスーパーやコンビニでも買える。
とにかく明るい話題がいい。できるだけそういう話を書きたい。
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