春日部女子高校の塾説明会に行ってきた。案内には「駐車場はございませんので公共交通機関をご利用下さい」とあったので駅から徒歩のつもりだったが、その後春日部市内でもう1件重要な仕事が控えており、クルマでの移動が出来ないとにっちもさっちもいかないので、無理にお願いして駐車スペースを確保してもらった。
いつでもこの調子かと誤解されると困るので言っておくが、普段はクルマで来るなと言われれば歩いて行くし、一応ランナーである私はクルマでOKと言われても徒歩を選ぶくらいだ。それと、最近明らかにクルマの運転が下手になった。これはショックが大きいのだが、その話は別にしよう。
私を入れて10人ぐらいだった。まあそんなものだろう。私立なら100人、200人と集めるところだが、公立だし、なにせ時期が悪い。
学校側は校長と二人の教頭で対応。この規模なら十分だろう。
説明は、前半は女子教育の特色ついて、後半は前年入試結果について。だいたい40分ぐらいで終わり、残りは質疑応答。この人数だと質問もよく出る。
女子教育について。
共学よりも女子校の方がいいという女子校アピールではなく、学習指導にしても生活指導にしても、女子校という特別な環境なので、それを生かし、女子の特性に合わせた方法論をとっているという話が中心だった。
これは経験者としても納得できる。男子ばっかり、男女混合、女子ばっかりと、環境次第で授業の進め方、板書の仕方、発問の仕方などは変わってくるものだ。
前年度入試について。
公立が言えるギリギリの線まで言っていたのではなか。受験者の度数分布(点数や人数が表示されていない形だけのグラフ)を示し、英語については選択問題を入れた結果、かなり正規分布に近い形になり、高得点に集中していたそれ以前より、選抜材料としては効果的だったと言っていた。
数学については、ある得点領域に集中しており、ここでは差がつかなかった実態が見て取れた。私は、選択問題を採用した春日部女子は実質4教科入試になると言ってきたが、やはりそのような形になったようだ。
具体的な点数についての言及はなかったが、聞いている方もプロであるから、頭の中で素早く点数計算をしただろう。私も、だ。
出席者は皆なかなか紳士的だった(女性もいたが)。身なりもちゃんとしていたし、質疑応答における言葉遣いも丁寧だ。聞いてはいけない、また、言ってはいけない限界を心得て発言していた。
ちなみに、昨日のブログで書いた質問内容は、学校側の説明があったか、質疑応答で答えたかで、概ね満たされたので私からは質問しなかった。ただ、終了後に、部活情報ばかりじゃなく、学習や進路や学校生活に関する情報をもっと積極的に発信してくださいねとお願いしておいた。
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