一応記録として残しておこう。政府は今日(7日)、緊急事態宣言の延長を決定した。
 東京・大阪・京都・兵庫の4都府県に発令している緊急事態宣言を5月31日まで延長する。
 また、愛知、福岡の2県も12日から31日まで新たに対象に追加する。
 
 酒類を提供する飲食店への休業要請は継続。
 客による酒類の店内持ち込みを認める飲食店も休業要請の対象に加える。
 路上での集団飲酒は規制を強化する。

 なるほど。規制を強化するのか。
 と思いきや、百貨店など大型商業施設への休業要請は見直す。
 これまで原則無観客としてきたスポーツなどの大規模イベントは5000人か収容率50%のいずれか少ない方を上限に入場を認める。
 なんだ、延ばすけど緩めるのか。

 一方、「まん延防止等重点措置」については、現在対象になっている埼玉、千葉、神奈川、愛媛、沖縄の5県の期限を31日まで延長する。
 また、新たに北海道、岐阜、三重の3道県を9日から追加する。
 宮城県は12日以降除外する。

 おそらくGW明けで解除されると思った人は少なく、予想通りといったところだ。
 が、こんな感じでゴールがどんどん移動するのは精神的に良くない。
 人にもよるだろうが、私などは「よし、しばらく頑張ってみるか」という気持ちが失せる。
 もちろん、だからと言って外で酒を飲んだり大騒ぎするわけではないが、「もう、勝手にさせてもらおうか」という気分になる。

 それでもまあ、私などは自分のことだけ考えて、好き勝手に行動できるからまだいい。
 が、先生方はそうは行かず、行事計画も授業計画も、見直し見直しの連続なんだろうね。
 ストレスのたまり方は私なんぞの比じゃないはずだ。
 今はなんだかんだで緊張感の中で生活しているからあまり自覚はないと思うが、確実に身体を蝕んでいるね。
 コロナには罹らないとしてもそのうち病人がどかどか出るぞ。

 この1年間の経験で分かったのは、ダラダラやるのが政府の方針だということだ。
 どうも日本では大規模な感染爆発は起こらないようだ。
 重症者・死者もほとんどが高齢者だ。
 法制度を考えても強硬な手段はとれない。
 だったら、締めたり緩めたりしながら、ダラダラやって感染が収まるのを待とう。
 またはこの生活に慣れさせよう。
 政府は無策だと言う人がいるが、どうやらこれが策のようだ。

 すでに先生方も長期戦は覚悟されていると思う。
 ワクチンに期待がかかるが、予防接種したってインフルエンザに罹る人はいくらでもいるわけで、それでゼロコロナになるとは思えない。
 少なくとも、もう一冬越さなければ駄目だろう。
 一気に霧が晴れることはないから、少しずつ少しずつ元に戻して行こう。
 三歩進んで二歩下がる。

 で、一つ大事なことは、コロナに関係なくICT教育は進めなければならないことだったのだ。
 そのあたり先生方は十分自覚されているはずだが、どの道やるはずだったことの前倒しが迫られたというのが今の状況だ。
 そのうちやろうと思っていたことが、何かの事情で今すぐやらなければならなくなった。
 よくあることだ。

 前向きに考えないと、ホントに身体がボロボロになっちゃう。