ブログ毎日更新を更新を始めてから8年経つ。
 3月31日が8年目の終わりで、4月1日から9年目に入る。
 この調子なら10年は行けそうだ。
 命さえあれば。

 過去何人かの知り合いが私を真似てチャレンジしたが、なかなか続かない。
 中には1日でダウンした人もいる。

 人がやっているからという程度の理由では続かんのだよ。

 他人がやっているのを見て、すごいな、面白そうだな、そう思うのはいい。
 何かを始めるキッカケとしてはありだ。
 でも、それでは続かん。
 自分の中に、やり続ける理由がなければ、いわゆる三日坊主に終わるのだ。

 私には続ける明確な理由がある。
 ボケ防止。
 最初からそうだったわけではないが、今は完全にそうだ。

 人間、使わないものは衰えるのだ。
 身体は使わないところから衰えて行く。
 頭も身体の一部だから使わなければ衰える。

 私は文章を書くことによって生計を立てている。
 「書くこと」は衰えさせてはならない能力なのだ。
 だから毎日書くことによって、その力の後退を最小限に食い止めようとしている。

 どんな駄文でも、書けば書いただけの効果はある。
 走れなければ、歩くだけでもいい。
 歩けなければ、軽く身体を動かすだけでもいい。
 それと一緒だ。
 ブログ自体はほぼ収益を生み出さないが、収益を生むための基礎体力の維持にはつながっているのだ。

 いろいろなところに、三日坊主にならない方法が紹介されている。
 それらを読むと、なるほどと思うことは多い。
 が、私はたぶん実践しないだろう。

 続くか続かないかは、内なる動機の強さ、大きさにかかっている。
 方法論の問題ではないのだ。

 三日坊主に終わるのは、それが自分にとって大して重要なことではないからだ。
 長いこと無理に続けるのは時間の無駄だし、時には金の無駄でもある。

 三日坊主は、神が人間に与えた抑制装置だ。
 オマエ、それやらんでいいよ。向いてないよ。
 そう言っているのだ。

 続かないことは無理に続けない。
 三日坊主、大いに結構。
 自分には向かないな、面白くないなと思ったら、さっさと止める。
 限られた時間を無駄に消費するべきではない。
 短期間でそれに気づけば儲けものだ。

 一度始めたことは続けなければならない。
 って、そんなことないから。
 始める自由があるなら、終わらせる自由があってもいい。
 いや、あるべきだろう。

 継続は力なりと言われる。
 長く言い継がれてきているところをみると、一つの真理なのだろう。
 しかし、私は全面的に賛成する気にはならない。

 ずっとこのブログを読んで下さっている皆さん、8年間で私の文章力上がりました?
 大して変化ないでしょう。
 下手にはなっていないと思うけど、上手くもなっていない。
 好んでやっていても、そんなもの。
 まして嫌々だとしたら、力になんかなるわけない。
 継続は力なり、ただし時に継続は時間の無駄なり
 
 三日坊主は人生を無駄にしないための知恵だ。
 三日坊主を繰り返しているうちに、運が良ければ一生の仕事や趣味や生きがいが見つかるかもしれない。
 三日でいいから、何かやってみな。
 これが本日の結論である。