まだ早いかな?
いや、中にはせっかちな(良い意味で)学校もあるかもしれない。
今年度の学校説明会情報の話である。
というわけで、はたしてどれだけの学校がホームページ上の学校説明会情報を更新しているかを調べてみた。
題して「HPにおける学校説明会情報更新状況~埼玉県私立学校編」
さしあたり私立に絞ったのは、公立がそんなに早いはずないと思っているからである。
◆ホームページの学校説明会情報が更新されている学校
開智未来
秀明
聖望学園
花咲徳栄
武南
本庄第一
立教新座
早大本庄
思ったより少なかった。
次年度の年間予定は前年度のうちに決まっているはずだ。
これは公立も私立も一緒。
だからホームページの更新が遅れているということだ。
学校も企業も、年度初めはとにかく忙しい。
そんな中、HPの更新が後回しになるのは仕方ない。
最優先は児童生徒に直接関わる仕事なのである。
私もこの時期は学校訪問を遠慮している。
頼めば会ってくれるだろうが、仕事の邪魔になっているか、休憩時間を奪っているかのどちらかだ。
あと2週間もすれば落ち着くだろう。
学校を訪ねるのはそれからにしよう。
という時期であるから、実施が7月以降になるであろう説明会情報など、それほど急ぐ必要はない。
受験生側からも早くして欲しいという声は聞かれないだろう。
早く発信したからと言って、それだけで募集が成功するというものでもない。
が、その上で言うが、外に向けての情報発信は、早いに越したことはない。
誰もがスマホを持ち、加えてタブレットやPCまで持っている時代だ。
ふと思い立ってサイトにアクセスしてみたら、古い情報ばかりというのでは興ざめだ。
学校イメージにも関わる。
できるだけ早めの更新を希望する。
◆私立学校募集担当の先生方にお願い
早々に2023年度入試向け説明会等の情報を公開した先生方、また、近く更新予定の先生方。
アップしたものが、すでに終了した昨年情報ではなく、これから行われる今年度情報であることが瞬時に分かるように工夫してほしい。
毎年のことだが、6~7月前半頃までは、未更新の学校があれば、更新済みの学校もあるという状態で、読者(受験生)が迷いやすい、
たとえば「2023年度入試向け」などと表示する。
あるいは日付の表示を「令和4年〇月〇日」などとする。
今回調査でも、カレンダーを見て、曜日により昨年か今年かを判別しなければならない場合もあった。
仕事が早い(情報更新が早い)というのも学校のアピールポイントの一つになる。
せっかく手早く更新したのだから、それが分かるようにしたほうがいい。
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