地味な企画である。
こんなことは誰もやらん(たぶん)。
今週は1学期の終業式が各校で行われた。
(3学期制の場合)
さて、そこで校長は何を語ったか。
埼玉県内公私立全校を見ようと思ったが、公立だけでギブアップ。
私立の関係者の方、申し訳ない。
では、行ってみよう。
●上尾
「第1学期終業式 校長式辞より!」
「式辞より!」の「!」にはどういう意味があるのか。
「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」
つまり、先生方がなぜ君たち生徒に厳しく接しているかという話だ。
●上尾橘
「校長講話第1学期終業式」
人に迷惑をかけず、人を敬い、気遣いのできる行動をとること。
自分はこれができると自信を持って言えるものを持ってほしい。
そう。まずはそこからだ。
●朝霞
「1学期終業式講話要旨」
「計画実行力」と「考える触媒」という話だが、「考える触媒」の方は芸術鑑賞会が前提になっているので部外者にはいまいちピンと来ない。
だが、生徒向けなので、それで全然問題ないが。
●伊奈学園
「1学期終業式講話「眼力を照射」」
タイトルは「眼力を照射(めじからをしょうしゃ)」となっているが、どうやら教養ということについて語っているようだ。
●岩槻北陵
「1学期終業式式辞」
「夏休み中も学校としっかり繋がろう」というあたりが、この学校らしい。
岩槻高校との統合計画についても語っている。
●浦和商業
「第1学期終業式挙行【校長ブログ】」
オンラインということでパワポデータが掲載されている。
校長講話をこうした形で行う学校は珍しいかも。
●大宮工業
「令和4年度第1学期終業式 式辞(要旨)」
重要な話は後半なのだが、その前に生徒の善行について話している。
1学期の間に人命救助3件って、すごいな。
●大宮光陵
「第1学期終業式」
フィギュアスケート羽生結弦選手などの例をひきつつ、「自分で限界を決めるな」という話をしている。
●大宮商業
「令和4年度1学期終業式式辞」
就職試験を控えた3年生には激励。
1・2年生には「夢や目標を追い続けてもらいたい」と訴えている。
●春日部
「【校長ブログ】夏を逃げた者は、言い訳を語る。夏を戦った者は、夢を語る。」
タイトルがいいね。
中身もさすが春日部高校といった内容。
●川口北
「7月 校長講話」
校長面接がまだ続いていることが分かった。
●川越女子
「全校集会講話概要」
今後も続く校内改修工事の話から建築家・安藤忠雄氏の話へという流れはうまく出来ている。
●川越総合
「令和4年度第1学期終業式講話」
スピードスケート小平奈緒選手を例に「日々自分超え」の大切さを、大谷翔平選手を例に礼節の大切さなどを説いている。
●熊谷
「令和4年度1学期終業式」
「目をなくしたカバ」という寓話を紹介し、ぼんやりする時間が大事なのだと説いている。
普段からぼんやりしている生徒には通じないが、熊高生にはいいアドバイスだ。
●熊谷女子
「終業式(校長講話)」
大量のコロナ陽性者が出て学校閉鎖に追い込まれた直後であり、そのことに多くを費やしている。
「特定の個人や団体を非難するようなことは決してないようにしてください」
ここ、一番重要なところ。
●越谷北
「令和4年度第1学期終業式校長講話」
「向き不向きより前向き」という話。
そのとおりだ。
「いいね」ボタン押しておこう。
●坂戸
「第1学期終業式にあたり」
夏休みの意義を、農業(米作り)の「中干し」に例えて説いている。
●狭山清陵
「1学期終業式 校長より」
夏休みには普段はできない何かをしてほしいと述べている。
校長自身は校長室の整理と読書に励むそうだ。
どれだけ読んだか、あとで報告してもらおう。
●杉戸農業
「第1学期終業式」
サッカー・浦和レッズの宇賀神友弥選手を題材に「やり抜く力」について話している。
レッズファンなら有名な選手だ。
●秩父
「令和4年度1学期終業式校長講話」
安倍元首相襲撃事件について、「驚いた」とか「許せない」ではなく、問題点や今後の社会の在り方、自分の生き方への影響などを語れる生徒であって欲しいと述べている。
皆野高校との統合についても触れている。
●鶴ヶ島清風
「校長日誌 1学期終業式」
文武両道を貫いたサッカー日本代表川島永嗣選手の話をしている。
川島選手は浦和東高校出身だ。
自校の先輩を例に出せるように頑張ろう。
●常盤
「夏季休業直前全校集会」
2期制なので夏休み前の全校集会。
対人コミュニケーションスキルの一つであるアサーションについて語っている。
将来看護の道に進む生徒にはとりわけ重要。
●所沢
「令和4年度第1学期終業式の実施」
学校評議員会・学校評価懇話会における評議員の意見を取り上げつつ、所高生としての自覚とプライドを持つよう促している。
●所沢商業
「第1学期終業式講話」
3年生は就職試験を控えているので「仕事をするとは」どういうことなのかを語っている。
●豊岡
「1学期終業式、校長から「正義の実現と暴力」について考えてほしい」
ちょっと難しい話だが豊岡ならこれでいい。
なかなかいい話だったので「いいね」ボタンを押しておいた。
●新座
「令和4年度第1学期終業式 校長のことば」
皆勤者にも触れている。
1年生は30%が欠席・遅刻・早退・欠課なし。
●新座総合技術
「校長室より」
校長ブログに「人生のチャンスが到来したら迷わずバットを振るように生徒の皆さんにお伝えしました」とある。
式辞そのものは発見できなかった。
池田靖校長は、「今日は何の日」にちなんだ話題を連日ブログ投稿している。
直近の記事10本ほど読んで「いいね」ボタンを押しておいた。
●蓮田松韻
「1学期終業式式辞」
1学期はみんなよく頑張った。みんなの行動や態度に感動したと誉めまくっている。
説教するより効果がありそう。
●鳩ヶ谷
「1学期終業式」
学年ごとに夏休みの心構えを説いている。
中だるみしがちな2年生に対してはバイトに明け暮れず将来の進路について考える時期にしようと言っている。
●鳩山
「1学期が終了しました」
就職者も多い学校なので就活についてアドバイスしている。
●三郷北
「令和4年度校長だより」
夏休みにチャレンジしてほしいこととして、家事と読書を挙げている。
●吉川美南
「令和4年度1学期終業式校長講話」
成長を続ける人の特徴、命の大切さ、コミュニケーション力についてなどを語っている。
●与野
「一学期終業式でした」
全文は読めないが、校長ブログで、ニコンの一眼レフ開発中止のニュースを取り上げて話をしたとある。
●和光国際
「第1学期終業式校長講話」
テーマは「日本を語れるか」
安倍元首相襲撃事件など最近のニュースにからめながら、君たちは日本の社会制度や法律について、他人に説明できるだけの知識を持っているかと問うている。
和光高校との統合についても短く触れている。
●蕨
「7月全校集会 校長講話」
進学校らしく大学受験の勉強法について詳しく語っている。
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