先日、「よみうり進学メディア(埼玉版6月号専門学科特集)」の取材で狭山工業を訪ねた。
その時の模様は、本ブログにも掲載した。
「生徒募集改善をめざす狭山工業が広報部を新設」
取材当日(5月15日)、校長から「私服デー」を実施する予定だと聞いた。
ただ、この話は「生徒にもまだ伝えていない」とのことだったので、触れなかった。
今日、同校の公式Instagramに、生徒集会で発表したという記事が出ていた。
報道解禁ということだからお知らせしておこう。
学校ホームページにも出ている。
広報ブログには、「殆どが高校在学中に成人を迎える彼らにとって、『自分で決める』ことや『自分以外の判断基準を理解する』ことは大切な事であると考えます」とある。
あくまでも教育の一環という構えだ。
県内では熊谷、川越といった男子校や、自由な校風が売りの浦和西や所沢などが制服無しの学校として知られている。
今回は一種のイベントであるが、将来的に制服無しの専門高校という方向に持って行くのかどうか。
そのあたりは分からない。
生徒たちの反応はどうだろう。
なんだよ、急に。
何考えてるんだよ。
私服なんて、持ってねえし。
制服着てきちゃいけないの。
強く否定はしないが、かと言って大声あげて喜ぶほどのことじゃない。
共学とはいえ、工業高校だから圧倒的に男子が多い。なので、そんなところだろう。
学校側としても、別に生徒受けをねらったわけではあるまい。
就職者の多い学校である。
同世代に比べ一足早く社会人になる生徒が多い学校だ。
社会人になると、こんなこともいちいち考えなきゃいけないんぞ。
土日に友達と遊びに行くんじゃない。
来るのは学校だ。
さあ、どうする。
月に1回、週に1回と増やして行って、生徒の方からどうせなら毎日にしてくれという声が上がったら、そうすればいいし、衣服代かさむからやめてくれと言われたらやめればいい。
とにかく、一度やってみよう。
そういう実験があってもいい。
6月5日。
生徒たちはどんな服装で現れるか。
続報を待とう。
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