塾説明会参加はおそらくこれが今年最後。
今日は、浦和一女の塾説明会に行ってきた。
浦和一女は塾説初開催。
塾関係者の皆様への学校説明会を開催しました(11月15日 浦和一女ホームページ)
中学生向けの説明会(第5回)と同日開催。
当初の年間予定にはなく、秋口に入って、急きょ開催を決めたようだ。
先般発表された第1回希望調査の倍率は1.08倍。
7年前の平成31年度入試(2019年度入試)のときの第1回倍率が1.18倍だったが、今回それを下回り過去最低。
ここで危機感を持たず何も行動を起こさなかったらどうかしている。
まあ、今ごろになってあわててどうすると思ったりもするが、ここから少しでも巻き返しを図ろうではないかという意欲は大いに買える。
◆ついにインスタを開設
初の塾説明会と前後して学校公式インスタを開設した。
すでに県内公立高校でも80校以上が開設しているし、県教育員会のインスタだってある。
全国に目を転じれば、みんな大好き東京大学だって、京都大学だって公式アカウントを持っている。そういう時代だ。取り残されなくて良かった。
浦和一女の創立は明治33年(1900年)である。
埼玉県高等女学校が当時の名称だ。
ちなみに、この年(1990年)、津田梅子が女子英学塾(のちの津田塾)を開いている。
浦和一女は、日本の女子教育の先駆者、開拓者、草分け、パイオニア、トップランナー。
そのDNAに刻まれているのは、時代遅れとは真逆の先進性、先端性であろう。
先進性、先端性があったからこそ伝統校となり得た。
故きを(古き)を守ることがいかん、とは思わないが、元々の遺伝子が先進性、先端性だとするならば、伝統の上に新たな歴史を刻むことが浦和一女の使命であろう。
という話をすると、浦和一女があたかも伝統に胡坐をかき、何も新しい試みをしない学校と言っているように思われるかもしれない。
が、事実はまったく逆で、学習面では数々の斬新な試みを展開しているのである。もちろん、ただ流行を追ったチャラチャラしたものではなく、本物を追求しているのである。
だが、それがほとんど伝わってこない。
コミュニケーションのあり方が昭和のまんまだからだ。
トランプ大統領や高市早苗首相だって自らX(Twitter)で発信している時代に何を考えているんだとずっと思っていたところだが、今般めでたく公式インスタを開設した。
学習面の題材はいくらでもあるし、部活も音楽部やアナウンス部といった全国レベルの部がある。あと、ボート部も。
ネタは尽きない学校だ。
まだ投稿が1件しかないがこれからどんどん発信してもらおう。
最後に個人的に感動したこと。
卒業生などが管理運営する歴史資料室のような部屋がある。
公開されていたので立ち寄ってみた。
すると、どこかで見覚えのある新聞を発見。

2018年(平成30年)、埼玉新聞入試特集で浦和一女の文化祭実行委員会を取材して記事にした。何と、それが浦和一女の歴史の一部として展示されているではないか。署名記事ではないので私の名がないのはちょっと残念だったが、筆者としては嬉しい発見だった。


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