少し時間が経ってしまったが、1週間前、越谷南高校ホームページで次のような記事を発見した。

本校記事が県内すべての中学校に(よみうり進学メディア11月号記事掲載)

 先月取材に行き、英語の授業を見学し、記事を書いたのだが、11月に入りそれが印刷され新聞となって発行された。
 そのことを知らせる記事だ。
 校長ブログだから、筆者は相原博和校長である。

◆また、取材しようという気持ちになる
 新聞から取材を受けました(新聞に載りました)。
 テレビから取材を受けました(テレビに出ました)。

 こういうことをホームページやSNSで発信してくれる学校は非常に有難い。
 学校側としては、自校の宣伝になるからやっているのだろうが、結果的には記事や番組を紹介してくれていうので、マスコミ側も恩恵を受けるのである。

 新聞は読まれてナンボ、テレビは見られてナンボ。
 一人でも多くの人に読まれ、見られることで成り立つ商売だ。
 だから、「うちの学校が記事になったのでぜひ読んで欲しい」、「うちの生徒が出るのでぜひ番組を見て欲しい」と、広めてくれる学校は有難い。

 マスコミ側も、そういう学校は、「また、なにか別の企画の時にも声をかけてみよう」という気になる。
 そりゃあそうだ。
 記事になったことや、番組に出させてもらったことを喜び、その上、新聞や番組の宣伝までしてくれるのだから、何度だって取り上げたい。

 一方、何の反応もない学校。
 取材されたことも言わないし、記事になったことも番組に出たことも言わない。
 はは~ん。
 ということは、取材が気に入らなかったんだな、記事や番組がつまらなかったんだな。
 だから、あまり読まれないよう、見られないようにするために、黙っているんだ。
 まあ、こちらも反省すべき点があるにしても、今後はなるべく触らんようにしておこう、と、なる。
 
 重ねて言う。
 取材や記事や番組が「いいね!」と思ったら、それを学校サイドとしても発信して欲しい。今風に言えば「シェアしてほしい」「拡散してほしい」。これが取材する側の願いだ。