教育とは縁のない話である。
学校も冬休みに入ることだし、これから少しの間、教育や学校や受験から離れた話題が増えると思うが許して欲しい。
年を取ると笑わなくなる(笑えなくなる)
これは本当だ。
「箸が転んでもおかしい年頃」という言葉があって、これは10代後半の女性が、なんでもないこともおもしろがって笑うことを言っているのだが、年を取ると何があっても笑わなくなる。
つまりこれは顕著な老化現象である。加齢による脳機能の低下である。
一昨日、M1の決勝戦があった。
「たくろう」が優勝した。
初めて聞く名前だ。
私にとっての「たくろう」は「吉田拓郎」だけである。
テレビは見ないので、ネットで(ユーチューブ)で、さてどんなお笑いかと見てみたが、笑いポイントが一つもない。
だが、会場は大爆笑している。審査員は大絶賛している。もちろんこれはテレビ番組としての演出なのだが、それにしても1万組ものコンビの中から選び抜かれた数組なのだから、面白くないわけがない。でも、笑えない。
これが70代。
2009年(58歳)パンクブーブー
2008年(57歳)NON STYLE
2007年(56歳)サンドウィッチマン
この辺りまでは笑えた。面白いと思った。
M1で面白いと思えたのは6年前、2019年のミルクボーイ、かまいたちが最後か。当時、自分68歳。以後、マヂカルラブリー、錦鯉、ウエストランド、令和ロマン。クスリとも笑えず。
お笑いを見て(聞いて)笑えるのは60歳まで。ぎりぎり頑張って65歳まで。
とは言え、笑わない人は、笑う人に比べて認知機能が低下しやすいという研究結果があるらしいから、このまま捨て置くわけにもいかない。
はて、どうしたものか。
AI先生は、たとえ作り笑いでもいいから、笑顔の練習をしろと教えてくれた。
何かに不満を言ったり、文句言ったり、批判したりもよくないみたいだ。気を付けよう。
というわけで、今日は笑えない話であった。
ところで。
私は、先生方相手の講演、セミナーなど時々行うのだが、先生方笑わんね。そう見える。女性の先生方は表情豊かで、結構笑ってくれるのだが、年配の男性の先生などは、まるで親の仇のように睨みつけてくる。もちろん、ご本人全然悪気はないのだが、そう見えてしまう。もちろん、時に生徒ににらみをきかせることも必要なんだろうが、大人同士のコミュニケーションでこれはまずいと思うよ。

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