本日(12月24日)終業式の学校が多かった。
そこで、終業式における校長講話を集めた。
講話内容を紹介しているが要約ではない。
言ってみれば、切り取りである。
気になる講話はぜひ記事本文をお読みいただきたい。
タイミング的に今日は掲載できなかった学校もあるかもしれない。
五十音順に、校長講話を載せていそうな学校をチェックして行くが、「あ」の上尾から、最後の市立高校大宮北まで見るのに3時間以上かかっている。前の方の学校はその間に掲載しているかもしれない。それらは明日以降再チェックし掲載する予定だ。
●上尾南(小茂田佳郁校長)
2学期終業式校長講話
「高い目標を定め実践すれば、必ず壁にぶつかります。努力しても結果が出ない時、多くの人は諦めます。しかし成長は、右肩上がりの直線では得られません。ある一定期間「根気」強く続けたあとに、階段を一段登るように突然現れるものです。向上を感じられない時こそ、やり方を工夫し「あと一歩」を続ける。それこそが目標を達成する唯一の道です」
●朝霞(伊藤孝人校長)
令和7年度第2学期終業式
「私自身の一年の締めくくりの言葉は「感謝」です。有形無形の力に支えられ、私自身も何とか無事に年末を迎えられますことに感謝しております」
●朝霞西(佐藤成美校長)
12月24日 第2学期終業式【校長室より】
「この2学期、仲間と過ごした時間、挑戦した経験、努力した日々。それらすべてが、皆さんの未来を輝かせる宝物です。人は一人では生きていけません。仲間と支え合い、励まし合いながら進むことで、困難を乗り越える力が生まれます」
●浦和一女(山崎正義校長)
12/24全校集会 校長講話
「「女性初」という言葉がニュースにならない日が、いつか必ず来ます。それは、性別という属性が、個人の能力や尊厳を上回ることがなくなった世界です。高市総理の誕生は、その未来への第一歩に過ぎません。そのバトンを受け取り、さらに先の景色を見に行くのは、ここにいる皆さん一人ひとりです。みなさんには、自分のやりたいことに全力で取り組む勇気を持ってほしいと願っています」
●桶川西(長谷川彰則校長)
【校長室】第2学期終業式講話
「今年の学校説明会や文化祭には、昨年度をはるかに上回る中学校3年生が参加してくれました。この調子で、来年度の募集定員120名を超え、今よりも賑やかな桶西にしたいと思っています。皆さんが卒業後に、後輩に成長した立派な姿を見せに来ることができる場所を守り続けます」
※第1回調査では定員減(160人→120人)の効果もあり0.76倍だった。定員割れではあるが同校としては直近3年間を大きく上回る倍率である。過去データに基づく独自の計算では、最終的に0.93倍まで上がると予測しているが、もう少し上がって1倍を超える可能性もある(梅野)。
●春日部(角坂清博校長)
【校長ブログ】終業式「不可能だという思い込みが、挑戦を妨げてしまう」
「カリコ博士はこう語っています。「周りのせいにしても意味はない。大切なのは、自分が今、すべきことに集中すること。」(中略)私たちも同じです。困難に直面したときこそ、「不可能だ」という思い込みを捨て、自分を信じて挑戦し続けること。それが未来を切り拓く力になるのです。「不可能だという思い込みが、挑戦を妨げてしまう。」。どうかこの言葉を胸に、皆さん自身の挑戦を続けてください」
●春日部工業(齋藤 潤校長)
【校長のブログ】12/24 2学期終業式を行いました。
「「無用の用」ということばをあらためて考えてみると、あらゆるモノや機会、場面を冷静に受け止めること、そしてその経験たちをその後に活かすという非常に前向きで能動的な、実は「気持ちの持ちよう」なのではないかと考えます。そして「無用」と判断した理由は、あくまでその判断をくだした時点での考えに過ぎないということもあわせて認識すべきです」
●川口(上原一孝校長)
【校長ブログ】“普通(ふつう)”という価値観を突き抜けましょう~2学期終業式~
「日本社会には「ふつう」が望ましいという価値観があり、本人が深刻に悩んでいる気持ちに至らない未熟さに気付いたそうです。言葉は時に刃(やいば)になります。インド独立の父といわれる政治指導者であり宗教家でもあるマハトマ・ガンジー(1869-1948)の言葉に「あなたが世界に望む変化に、あなた自身がなりなさい」Be the change you wish to see in the world.というものがあります。「普通」に流されず、自分の志を持つことの大切さを伝えています」
●川口東(井上一也校長)
【校長室】2学期が終了しました
「よく、「結果は後からついてくる」とも言われますが、まずは自分が納得できるところはどこまでなのか、そこまでの過程を大切にしてほしいと思います。皆さん自身の「努力」はどこにあるのか。勉強も部活動も「一歩先までの努力」について考えてみてください。そしてトライしてみてください。違う世界が見えるかもしれません」
●川越女子(西野 博校長)
校長日誌 全校集会・壮行会
「情報をどう受け取り、どう判断するか。私たちのその積み重ねが、社会を良い方向にも、悪い方向にも大きく動かします。「そんなに大げさな」と思うかもしれませんが、歴史を振り返れば、民衆がプロパガンダに乗せられなければ防げた戦争もあったはずです。 だから、皆さんが学ぶ意味はここにもあります。人として、社会の一員として、真実を見極める力を持つために学ぶのです」
●川越初雁(服部 修校長)
第2学期終業式 校長講話
「「拓く」という字は、手へんに「石」と書きます。もともとは、手で石をどかして道を作る、つまり「開墾する」という意味を持っています。特に農業を学んでいる人たちにはなじみのある文字です。なぜ今、皆さんにこの字を贈りたいのか?それは、この2学期に皆さんが経験したこと、そしてこれから踏み出す一歩が、まさに自分の人生という大地を「拓く」作業そのものだからです」
●川越南(石川良夫校長)
校長日誌 2学期終業式
「将来、文系的な分野に進む人も科学的リテラシーという教養のようなものを身に付けることは、大切なのではないかと思います。また、研究者のような理系分野へ進もうとしている人も様々な教養は必要なのではないでしょうか。将来のこの国を支えていく皆さんは、こうしたことも知ったうえで、自分自身の夢の現実に向けて、様々な努力をしていって欲しいと思います。本校の進路指導部が掲げる「全教科学習」は合致しているとも言えます」
●北本(本城千晶校長)
「夢・挑戦・感動」で振り返る2学期
「これまでもこれからも、授業とは、ただ暗記するのではなく、対話で整理し、深め、理解を広げるものだと思っています。それには先生や仲間の意見に耳を傾ける姿勢が不可欠です。先生方にも、ぜひ生徒が「頭を使ったな」「体を動かしたな」と思える授業を実践してもらえるよう言い続けたいと思います」
●熊谷(市川 京校長)
2学期終業式
「フランクリンの行動が示すように、計画性とは、時間を無駄にしないための最大のツールです。「いつ、何を、どれくらいの時間やるか」を計画し、それを日々の行動に落とし込み、チェックし、改善していく。この「計画→実行→検証→改善」のサイクルを回すことこそが、皆さんの貴重な時間を浪費ではなく、将来の成功という「金」に変えるための、最も確実な投資となります」
●熊谷女子(栗藤義明校長)
終業式・校長講話「空は、場所を越えて、私たちの心をつなぐ」
「夢は一度諦めても、また拾い上げればいい、ということです。これは 山崎 直子 さんが教えてくれました。夢には年齢制限も期限もないのです。仲間の思いやりが、挑戦を支える。パイロットも宇宙飛行士も、一人では空を飛べません。そして、可能性はゼロでない限り、諦める理由にはならない。これは、アポロ13号が証明しました。こうした物語は、諦めないこと、努力し続けることが大切なのだと教えてくれています」
●鴻巣女子(秋元俊一校長)
2学期終業式
「 最近は、コスパやタイパといった言葉に表されるように、効率の良さを重視する時代です。皆さんは、授業であれば、分からない問題の答えを人に聞いたり、最短距離で結果を求めたりしていくことも多いでしょう。(中略)しかし、課題解決に向けて悩んだり、作品を作り上げたりする時、試行錯誤しながら、完成形を目指していく。この苦労する過程が大切なのは、皆さんも想像できると思います」
●越谷西(橋本 淳校長)
令和7年度第2学期終業式・校長講話
「いつも不満ばかり口にしている人が、何事にも感謝する気持ちで生活を送れるようになると、表情、言葉、人との接し方、物事への取り組む姿勢など、全てが180度変わります。そのように「態度」や「姿勢」が変化すると、周囲の人に好かれ、人間関係がよくなり、あらゆるものが好転してきます。(中略)是非“意識的に感謝する・感謝できることを探す”という点を日々心掛けましょう。物事には“良い面”と“悪い面”があります。どちらをフォーカスするかの見方によって、物事は大きく変わります」
●越谷南(相原博和校長)
「真の挑戦」とは…(第2学期終業式)
「終業式の講話では「真の挑戦とは」というテーマで、学生時代をアメリカで過ごし、現在日本で少年スポーツチームを運営しているある指導者の体験談を通じて、全力で挑戦するための考え方や挑戦することに対するリスクマネジメントの在り方について一緒に考えてみました」
●狭山工業(田中克典校長)
令和7年度 第2学期終業式 校長講話
「工業高校で科学技術を学び、ものづくりに取り組む皆さんには、常に「正しく科学技術を活用する」こと、「正しく道具を使うこと」を心がけてほしいと思います。そうすることで社会に貢献できる人間に成長してくれることを期待しています」
●狭山清陵(小久保 守校長)
【今日の清陵】終業式と表彰
「あと約一週間で新しい年が始まります。勉強でも部活動でも、アルバイトや趣味でも構いません。小さな一歩を積み重ねることで、大きな自信につながります。偏差値や数字にとらわれず、「昨日の自分より少し成長した今日の自分」を目指してください。そして、一人でも多くの生徒が「やればできること、成長する喜び」を感じる1年間にしてほしいと思います」
●杉戸(中村修二校長)
【校長日誌】第2学期終業式
「これから訪れる未来は、少子化・人口減少を前提とした、現在とは違う、新しい社会の構造に転換していて、デジタル化や DX が進んだ社会となり、多様な人々が協力して働くことが求められ、予測困難で変化の激しい時代を生き抜く力も求められる、そんな未来の姿が一般的には語られています。どのような未来であっても、皆さんには、自分らしく、生きがいをもって、社会を支え、しなやかに生きてほしいと願っています」
●常盤(鴨志田新一校長)
全校集会 & 激励会
「「私(注:マザーテレサ)のところへ連れて来られる人たちは、望まれずに生まれてきた人たちが多いのです。(中略)今まで飲んだこともない薬を与えられ、今まで感じたことのない優しさに包まれ、やがて死にゆくときが訪れると、ほとんどの人が『Thank you(ありがとう)』と言って亡くなります。中には笑顔を浮かべて逝く人もいるのですよ」 この考え方には異論もあるかもしれません。しかし、愛されずに一生を終えようとしている人を愛で包む優しさがあります。看護の看の字は、「手」と「目」から成り立っています。手を差し伸べて、そばで支えて、見守ることができる。そんな人になりたいですね」
●所沢(井上輝也校長)
最高の挑戦ができる場所へ
「 一つ。「失敗は、次に成功するためのデータである」と捉えること。 難しい問題に挑む、新しいプレーに挑戦する。そこで、うまくいかなかったたら、恥じることではなく、あなたが「難しいことにチャレンジしたという証」を残したということです。二つ。「君ならできる」と言い合える環境を、みんなで作ること。 誰かが新しいことに挑んでうまくいかなかった時、それを笑ったり責めたりするのではなく、「大丈夫、次がある」「ナイスチャレンジ!」と励まし合える環境を、この所高に築いていきましょう」
●蓮田松韻(鈴木紀幸校長)
令和7年度 第2学期終業式
「「失敗したらどうしよう」と考えて行動に移さないことは、失敗もしていないので成長にも繋がりません。失敗することは悪いことでも、怖いことでもなく、失敗したことから学ぶことの方が、より強く印象に残り良い経験となります。そして、それらすべてが、次の成長につながります」
●羽生第一(仲山嘉彦校長)
令和7年度2学期終業式校長講話の概要
「入試は、時間との勝負です。いかに短時間で正解にたどり着くかが勝負です。私は、「10分前の悪あがき」によって、短時間で正解を見つけ、自信を持って解答することができたと思っています。皆さんにも「10分前の悪あがき」をお勧めします。受験の神様がいるとしたら、その神様は、あらゆる可能性にトライし、最後まで諦めなかった人に微笑むのだと思います」
●不動岡(関根憲夫校長)
12月25日(木)進取の気風No.441「2学期終業式」
「「当事者意識を持つこと」とは「自分事として捉える」ということです。今、皆さんがやっている勉強も「自分事として捉える」ことで、テストで点数を取るため、大学受験のためだけではなく、そこに自分なりの「意味」が加わるはずです。(中略)巷にはフェイクニュースも流れています。真偽を見極める目を持ち、高校生であっても「自分なりの考え」を持って欲しい、そういう訓練を高校生のうちからして欲しいと思います」
●三郷工業技術(高橋正行校長)
2学期終業式(12/24)
「未来の課題は1人では解決できません。多様な考えを尊重し、協働する力を磨いてください。そして、自分1人がやっても意味がないのでは?と考えるかもしれませんが、その1人から始めることが大きな成果へとつながります。冬休みは自分を見つめ直す良い機会です。新しい年に向けて、今日の話を心に留め、未来を創る一歩を踏み出してください」
●宮代(松本剛明校長)
【校長日誌】第2学期終業式
「ここで皆さんの学校説明会等への協力に対して、感謝の言葉を述べます。本当にありがとうございました。中学生や保護者のアンケートでは、「生徒の挨拶がよかった」「生徒インタビューが素晴らしかった」などの意見を毎回多数頂戴しました。皆さんが頑張っている姿や皆さんの良さを広く知ってもらうことができました」
※ここ数年、1年おきに定員超えと定員割れを繰り返している。順番からすると今年は定員割れの年だが、もう一押しすれば1倍超えの可能性もあるので何とか頑張ってほしい(梅野)
●妻沼(有賀弘一校長)
令和7年度 2学期終業式
「3年生の皆さんは、既に進路が決まった人もいます。残された妻沼高校での生活も僅かになりました。高校生活に悔いを残さぬよう、自らも挑戦し続けてください。また、学校生活が残り少ない今だからこそ、下級生への思いやりや、良い見本となる行動を心掛けてください。1・2年生の皆さんは、やり残していることや気になることを今年のうちに片づけてください。このまま今年を終わりにするのはもったいないことです」
●八潮南(福島 聡校長)
令和7年度第2学期終業式 校長講話
「1・2年生の皆さん、この2学期、何かにチャレンジしましたか。勉学、部活動、学校行事、資格取得、この八潮南高校には皆さんがチャレンジできることがたくさんあります。この2学期に自分がチャレンジしたことを振り返り、成功した人は新たな課題を見つけ、目指した結果を得られなかった人は、何が足りなかったか、こちらも新たな課題を見つけてください。大切なのは、チャレンジし続けることです」
●寄居城北(新井康之校長)
2学期終業式における校長講話(令和7年12月24日)
「今学期、本校の生徒の中には、桜沢駅の階段のところで転んでしまった中学生の散乱した荷物を一緒に拾ってあげた人や、学校の前の県道で車道に出て歩いてしまっていた目の不自由な方に声をかけ、ガードレールの中に誘導してさしあげた人がいた、という話を聞いています。私は校長として、また、皆さんを知る一人の大人として、とても嬉しく、誇らしく思っています」
●和光国際(堀 尚人校長)
2学期が終了しました
「もちろん日本の方が優れているものも多くあるかと思いますが、シンガポールをはじめ他国の素晴らしいところを学び、日本が持つ文化的な魅力や技術力を生かしながら、変化を恐れずに挑戦していくことが、これからの皆さんに課せられた使命でしょう。皆さんも現地に行っていろいろと感じたことを大切にしてください。これこそが実際に海外に行く大きな価値であると思います」
●鷲宮(相模幸之校長)
第2学期終業式
「、皆さんには、今学期とこの1年
間の自分自身について振り返ってほしいと思います。なぜ振り返りをしてほしいかというと、自分自身を振り返ることで、今後の成果につなげてほしいからです。振り返りのメリットとして、①改善点や反省点が明らかになる、②やり残したことが明らかになる、③同じ失敗の繰り返しを防ぐ、などがあげられます。新たな年に向けてさらに飛躍できるよう、ぜひ、しっかりと振り返ってみてください」
●浦和南(相坂賢将校長)
令和7年度 第2学期終業式校長講話
「来年1月17日、18日は大学入学共通テストです。浦和南高校の3年生は、就職・専門学校希望者以外は、全員が出願しています。(中略)私たち先生方にできることは、南高生に「負けない方程式」をたててあげることしかできません。実は、部活動などを通して、この「負けない方程式」のトレーニングをしているのです。どうしたら試合に勝てるのか、どうしたら素晴らしい演技ができるのかなどを通して、「負けない方程式」の組み立て方のトレーニングをしていると思います」
●大宮北(関田 晃校長)
校長メッセージ「2学期終業式」
「還暦2周目に入っている私が、この歳になってやっと「これは間違いない!」と思えるようになったことがあります。それは「自己ベスト」についての考え方です。少なくともあなた方の年代では「今日の自分が、自分史上、最高の自分だ」ってこと。その「最高」を次々と更新できるってこと。(中略)1日多く人生を経験したりすれば、少なくともその分だけ、昨日まで知らなかったことに触れた今日の自分がいるってことです」
本日はここまで。
【追記】
12月25日(木)、朝霞・不動岡を追加

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