昨日予告したように今日は先生方対象の講演会を行った。
(と、過去形で書いているが、実は出発前だ。あと1時間ある。帰って来てから書くのは面倒だから、話し終えた体で書き、予約投稿しておこう)
公立の生徒募集について「3つのトレンド」という話をした。
なお、ここでトレンドというのは、最近の動向のことなのだが、ブームというのとはちょっと違う。ブームは一時的な流行(はやり)であって、来年の今ごろにはみんな「前に流行ったよね」と記憶の片隅の押しやられてしまうような短期的な動き。それに対してトレンドはもう少し息が長く、10年先は分からないが、おそらく来年も再来年も・・・と、あと4~5年は続く動き。
というものだと定義し、先に進める。
◆3つのトレンドとは
公立生徒募集をめぐる3つのトレンドとは何か。
1 SNSによる情報発信
2 塾説明会の開催
3 説明会(生徒向け)の早期開催
以上について、なぜトレンドとなり得たか、今後どのように展開すべきかについて話した。
ただ、時間の制約もあるので、SNSについては深入りせず、塾説明会の意義や、生徒向け説明会の早期化がなぜ重要かについて時間を割いた。
◆専門学科も塾説明会を
通称「塾説」を実施する公立高校が増えてきた。
「塾説」と言っているが、実際には、中学校の先生方や新聞・出版関係など対象は幅広い。なので「教育関係者対象説明会」と銘打っている学校が多く、私のような「自称教育関係者」も紛れ込むわけである。
で、その教育関係者という分類の中に、専門高校や専門学科の出身者がどれだけいるかというと、まあ、ほとんどいない。なので専門高校(学科)のことはドラマや小説の中でしか知らない。噂レベルでしか知らない。でも、中学生(塾生)の中には専門高校(学科)に行きたいと言う子もいる。本人の希望だから露骨に止めはしないが、もっとよく考えたほうがいいんじゃないかと適当にごまかす。
これはまずい。
が、まずい原因を作ってるのは塾の先生じゃない。むしろその責任は高校の側にある。
専門高校(学科)の存在が知られていない。
中身が理解されていない。
魅力が伝わっていない。
原因は全部こっちが作っているね。
じゃあ、それを一つ一つ潰して行こうじゃないか。
そういう話だ。

2026-07-04 at 22:08
私が初めて専門学科の学校説明会に参加したのは、浦和商業高校でした。それまで普通科出身の私にとって、商業科はほとんど知らない世界でしたが、実際に話を伺うと、その学びの奥深さや実践性にとても魅力を感じました。
それ以来、工業高校や商業高校などの説明会へ積極的に足を運ぶようになり、普通科とはまた違った学びや進路の魅力を知ることができました。
農業高校については、自ら見学会を企画・実施させていただいたこともあります。
実際に見学して強く感じたのは、多くの塾の先生方も普通科出身であるため、専門学科の本当の魅力は現場へ行かなければなかなか分からないということです。
そして、一緒に見学した先生方のほとんどが専門学科の魅力に気づき、その後は専門学科について熱く語るようになりました。
AIが発達し、設計図やプログラム、回路を考えることはAIにできても、それを実際に形にし、社会を支えていくのは、やはり人の技術と力だと思います。その意味で、専門学科で学ぶ皆さんは、日本のものづくりや産業を支える大切な存在だと思います。
専門学科で学ぶ皆さんには誇りを持って高校生活を送ってほしいなと思いますし、私も、そんな皆さんを心から応援したいと思います。